一橋ビジネスレビュー

学界とビジネスの現場をつなぐ本格的経営誌。

2017年冬号65巻3号
2017年12月8日 発売
定価 2,200円(税込)
ISBN:9784492820780
コーポレートガバナンスを特集。「伊藤レポート」の伊藤邦雄氏(一橋大学特任教授)の責任編集の下、この分野の第一線で活躍する実務家・研究者の論考を集めました。

目次

[特集]コーポレートガバナンス――「形式」から「実質」へ変われるか
コーポレートガバナンス改革のPDCA(伊藤邦雄)
ガバナンスの実質化をめぐる諸論点(武井一浩)
日本のコーポレートガバナンス改革の進捗と今後の課題(スコット・キャロン/吉田憲一郎)
M&A戦略における規律(朱 殷卿)
日本におけるガバナンス改革の「実質的」影響をめぐる実証分析(伊藤邦雄/加賀谷哲之/鈴木智大/河内山拓磨)
日本型コーポレートガバナンス構造の再検討(花崎正晴)

[特別寄稿]
インダストリー4.0の崩壊とその先にあるもの(光山博敏/中沢孝夫)

[技術経営のリーダーたち]
對馬哲平(ソニー株式会社 新規事業創出部 wena事業室統括課長)

[連載]
日本発の国際標準化 戦いの現場から(江藤 学/鷲田祐一)
フィンテック革命とイノベーション(野間幹晴/藤田 勉)
ビジネスモデルを創造する発想法(井上達彦)
クリエイティビティの経営学(稲水伸行)

[ビジネス・ケース]
味の素――コーポレート・アントレプレナーシップの実現
流山市――人が出て行く街から入ってきて住み続ける街へ

[マネジメント・フォーラム]
澤田道隆(花王株式会社 代表取締役 社長執行役員)