週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2004年8月21日号
2004年8月16日 発売
定価 597円(税込)
JAN:4910201330843

特集:ケータイ戦線 異状アリ!

バブル崩壊と3年の雌伏を経て、欧州と日本はついに第3世代サービスを本格化。同時に、3億人市場に肥大した中国と新興勢力の台頭で、ケータイビジネスの勢力図は大胆に塗り替わろうとしている。世界と日本のキャリアやベンダーが突入する新しい枠組み、新しい秩序とは何か。

成熟市場に立ち向かう通信3社
NTTドコモ/au/ボーダフォン
通信業の新しい戦略シナリオ ケータイと固定電話は融合する?

第2特集:
2度目の入試で真価問われる法科大学院 本当にビジネスマンに優しいロースクール

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.28

COVER STORY
端末、キャリア、半導体の勢力図に大変化
ケータイ戦線 異状アリ!

P.29 中国で増殖する激安機の衝撃!

P.30 陰の王者クアルコム、ケータイ支配の凄み

成熟市場に立ち向かう通信3社

P.34 NTTドコモ/au/ボーダフォン

ケータイにソフトバンク参戦

P.40 ヤフーBB「革命」の再現なるか

通信業の新しい戦略シナリオ

P.44 ケータイと固定電話は融合する?

P.33 コラム
ケータイ三都物語(ヘルシンキ→東京→ソウル)…33
こんな使い方が便利! 機能別ケータイ講座…38

P.33 インタビュー
千本倖生(イー・アクセス社長)
竹田義行(総務省総合通信基盤局電波部長)


P.70

第2特集
2度目の入試で真価問われる法科大学院
本当にビジネスマンに優しいロースクール

司法改革の目玉の一つ、法科大学院。はやくも来年度の2期生入学に向けた出願時期が到来。来期開校6校を含め、74のロースクールの中で社会人を本当に「優遇」するのはどこか。本誌独自格付けによる「ビジネスマンのためのベストスクール」も掲載。

The Headline ニュース

P.14 ダイエー再建の行方 高木社長VS.銀行の最終戦争

P.16 クレディセゾンと事業一体化 眠れるみずほ、カードで攻勢

P.18 液晶テレビ用パネル “日の丸連合”でシャープにも不安

P.19 三菱自動車再建 社内でなお高い「バカの壁」

P.20 転機の証券市場 新規公開バブルが終焉か

P.21 World News 米国で存在感を増す日本の民主党

P.22 World View インサイド・アメリカ/インサイド・アジア

P.24 「ミスターWho」の少数異見/今週の気になる数字

P.26 ストラテジストに聞く
三宅一弘/大和総研 投資戦略部チーフ・ストラテジスト


盛夏特別対談(全3回)

P.86 戦後政治と石橋湛山
元内閣総理大臣 宮澤喜一 × 元経済企画庁長官 田中秀征


ビジネスリポート01

P.46 地方発・衣料SPAの第3勢力「ハニーズ」
ユニクロの対極にあるもう一つの価格破壊


ビジネスリポート02

P.50 国内2輪市場のニューウェーブ
ビッグスクーター、増殖する異端児


日本経済の明日

P.82 郵政民営化で持ち株会社方式は不適切 田中直毅


Key Person

P.56 渡 文明 新日本石油社長

原油高騰が続いているが、渡氏はイラク原油の生産回復が供給サイドの大きな焦点だと言う。中国経済の発展も高騰の背景にあるが、日韓中などで原油確保について話し合っていくスキームが必要だと説く。


連載

P.64 医者から見た医療マネジメント革命 第2回
『患者参加型の医療安全管理』村井隆三(町田市民病院外科医長)
医療事故から身を守る20の秘訣

P.100 小説 
江上 剛 『異端王道』 第31回
舩越園子 一瞬の虹に感じた幸せ

P.108 エッセイ むささびが飛ぶ
春海二郎 大英帝国の「文句あっか!」勲章をもらった話

P.54 新・ゴルフざんまい
内藤雄士 メジャー優勝の予感

P.9 経済を見る眼
吉川 洋 真冬の豪州で考えた「水不足」と「人不足」

P.96 FOCUS政治
山口二郎 豊かさ・平等・平和。基本理念再構築を

P.92 トップの履歴書
小林栄三 (伊藤忠商事社長)

P.78 一橋ICS MBA金融講座(最終回)
大上慎吾 (一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授)

P.81 使える!金融英語
柴田真一 (Mizuho International plc Executive Director)

P.111 『会社四季報』最新情報
ユニオンツール/ソニー/アドバンテスト/ファナック/ツルハ/キヤノン

P.62 マーケティングの達人に会いたい
志村良太さん/東ハト:暴君ハバネロ

P.68 ニッポンの技術再発見
日野自動車:世界一クリーンなディーゼルシステム

P.68 地方発Reborn/北海道

P.94 地方発Reborn/岩手

P.98  アウトルック/「企業の社会的責任」定着の条件

P.104 ブックレビュー
『日本リベラルと石橋湛山』『現代の地域金融』『上がれ!空き缶衛星』他

P.84 The Talk


データ・その他

P.116 3カ月タイムテーブル

P.112 目で見る経済データ

P.95 告知板 新製品・イベント

P.118 データ&ランキング 業績が当初見込みより好調な会社

P.110 100年前の東洋経済/50年前の東洋経済

P.117 読者の手紙・編集部から


PR(制作:広告局企画制作部)

P.5 ビジネスアスペクト
プレサンスコーポレーション/都心型マンションのブランド力。

今後の発売スケジュール

  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号