週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2010年4月3日特大号
2010年3月29日 発売
定価 785円(税込)
JAN:4910201310401

「鉄道」新世紀

19世紀に登場し20世紀に自動車に主役の座を譲った鉄道は21世紀、再び主役に返り咲くか。

◆ 国際鉄道ビジネス
◆ 技術&デザイン
◆ 変貌する新幹線
◆ 在来線の実態
◆ 通勤電車
◆住みたい「駅力」

第2特集:ソニー「百貨店」経営の成否

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.44

COVER STORY
「鉄道」新世紀


P.46 データで見る日本と世界の鉄道


[国際鉄道ビジネス]

P.48 日立・英国1兆円の野望

P.51 ヴァージン鉄道ペンドリーノの1等車両搭乗記

P.54 高速鉄道「オールジャパン」の幻

P.57 笹川陽平/日本財団会長
「一括受注する企業が必要」

P.58 欧米ビッグ3の世界売り込み戦略

P.60 「鉄路高速化」急ぐ中国の思惑


[技術&デザイン]

P.64 鉄道を支えるモノづくり力
住友金属工業(車輪)/三菱電機(電装品)/KYB(ダンパー)/五光製作所(トイレ)/ナブテスコ(開閉扉)

P.69 鉄道総研で開発進む「未来の電車」

P.70 重要性増す電車のデザイン
E6系、N700系、スーパーはくと、ドバイメトロ…

P.76 鉄道デザインベストセレクション


[変貌する新幹線]

P.80 新幹線・リニア最前線

P.86 COLUMN| ナローゲージ保存を支援、古川享氏が説く「趣味道」


[在来線の実態]

P.88 JR全路線&私鉄の「収支実態」

P.94 明暗が分かれる地方鉄道

P.96 小嶋光信/両備グループ代表
「鉄道と地域再生が使命」

P.97 道産子DMV全国を走る

P.98 富山の次が出ないLRTの焦燥

P.100 商店街の利用者を無料にした函館の路面電車

P.101 最先端を走るドイツ「カールスルーエ」モデル

P.102 COLUMN| 鉄道ミュージアムのあるべき姿とは

P.103 COLUMN| 暴走する「撮り鉄」の論理


[通勤電車]

P.104 混雑・遅延は解消するか?

P.107 設置進む安全用の「ホームドア」

P.109 JRの最新車両は乗客重視設計

P.110 無線ICタグなどハイテクが支える鉄道貨物

P.112 JR各社はなぜ観光客対策に躍起なのか

P.114 COLUMN| 23年目の鉄道ミニ番組「世界の車窓から」の舞台裏


[住みたい「駅力」]

P.116 [第2回] 3大都市圏 426駅
ランキング&格付け


P.154

第2特集
ソニー復活? 3つの挑戦

ソニー「百貨店」経営の成否
アップル、アマゾン──専門店型企業との戦いに勝てるのか。

P.160 INTERVIEW| ハワード・ストリンガー/ソニー会長兼社長CEO
「ソニーは変わった。現在、抵抗勢力は社内に存在しない」

P.157 INTERVIEW| マイク・ファスロ/米ソニーエレクトロニクス上級副社長


コラム

P.9 経済を見る眼
不況期の雇用調整をどう行うのか/八代尚宏


P.20

NEWS TOP 4 & MARKET VIEW

(1)遅れる「ビル陰」対策、地デジ完全移行の難題
難視聴地域の受信対策が進まない。デジタル化対応作業の煩雑さがネックとなっている。

(2)大詰め迎えた郵政改革、なおも見えない将来像
出資比率や限度額の引き上げ方針が固まった。しかし、法案策定には紆余曲折が必至。

(3)取引先が固唾を呑む、トヨタ3月の「内示」

(4)役員大刷新でも晴れぬ、富士通社長交代の真相

今週のキーワード

P.24 WORLDWIDE NEWS
米国医療、ギリシャ金融、韓国雇用、英国物価

P.28 市場観測
J-REITに銘柄間格差、増資と物件取得力が決め手

P.30 株式観測
漠然とした安心感漂うが、新年度後半は海図なき航海

会社四季報【最新情報】
ヤマハ、サンリオ、理経、東京ドーム

P.32 マクロウォッチ【世界経済】
米国の雇用水準の回復には2016年までかかるおそれ

今週の気になる数字
外国人投資家の2009年の買越額

P.34 ミスターWHOの少数異見
不動産市況“好転”の底流、「金融円滑化法」の罪

Hot&Cool
煙がなければどこでもOK? 強まる喫煙規制にJTが考案


スペシャルリポート

P.38 ずさんな施工・修繕計画、マンション住民の困惑
購入後に思わぬトラブル続発。分譲会社と裁判で争うケースも。

P.42 読者の手紙、編集部から


カンパニー&ビジネス

P.150 米生保最大手が日本進出、アリコ買収の本当の狙い
アリコを買収した米生保最大手メットライフ。国際部門社長に独占インタビュー。


連載

P.164 中国動態 China Watch
ベーカリーカフェ大流行、低価格店が客層広げる

P.166 知の技法 出世の作法 佐藤 優
日本(ヤマト)語と琉球語はどう違うのか

P.168 ニッポンの選択 野口悠紀雄
円高犬は吠えなかった、それこそが重要だった

P.170 わかりあえない時代の「対話力」入門 北川達夫

P.172 戦略的リーダーの仕事術 佐々木常夫

P.174 一生モノの古典 鎌田浩毅
『風姿花伝』

P.176 The Compass
生活レベルが親より低下する「下降移動」社会の到来
山田昌弘/中央大学文学部教授
「今の若者は経済停滞のツケを一身に背負う」

P.178 FOCUS政治
小泉政権の置き土産、辺野古「V字滑走路」の真実/樺山 登

P.180 アウトルック
日米関係の焦点に浮上した、普天間基地移設問題の行方

P.182 Books&Trends
『くらべない幸せ』を書いた、香山リカ氏に聞く
香山リカ/精神科医、立教大学現代心理学部教授
「女性には免罪符がなく、手抜きが許されない時代」

Review、新刊新書サミング・アップ

P.190 ゴルフざんまい 青木 功

P.192 告知板
新製品&イベント

P.194 スティグリッツ夫人の世界を幸せにするレストラン
1世紀近く変わらないカニ料理
アニア・シフリン/ジャーナリスト
「人々は前回と同じ料理を求めて足を運ぶ」

P.195 【新連載】 トレンド超流
Ustream/動画のリアルタイム配信がネットの常識を大きく変える
そのトレンドがなぜ支持されるのか
ヒットや流行など、それが人々に支持された理由と背景を分析する。

P.196 データウォッチ
マーケット&マクロ主要指標 最新データ一覧

P.198 長老の智慧 小松左京
SFの巨匠が語る科学と未来
「科学が人間をコントロールするようになったらどうなるか」


PR(制作:広告局企画制作部)

P.5 ビジネスアスペクト
ラクス/使ってラクする中小企業のためのITサービス

P.18 ONE&ONLY
正友地所

P.125 広告特集
プロフェッショナルに訊く 2010-2015 keyword

P.122 日興コーディアル証券

今後の発売スケジュール

  • 10/20(月) 週刊東洋経済 2025年10月25日号

訂正情報

週刊東洋経済 「鉄道新世紀」 訂正情報

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週刊東洋経済4月3日特大号(2010年3月29日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

ページ 訂正内容
89ページ ■本文最上段、6行目
:2位の福知山線は

:3位の福知山線は

■本文最上段、7行目
:4位の関西線は

:5位の奈良線は

■表、7位関西線(東海)の「07年営業係数」
:85.5

:162.6