週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2011年4月2日号
2011年3月28日 発売
定価 723円(税込)
JAN:4910201310418

国債暴落を回避せよ

過去20年、どうにかクラッシュを回避してきた日本経済。だが、もう猶予はない。国債暴落のXデーが迫っている。

震災特別誌面:激震!日本経済

目次

P.32

COVER STORY
国債暴落を回避せよ
今なら打つ手はある


P.34 【図解】国債暴落が国民の生活を破壊する


【PART1) マクロ編】
Xデーが迫る国債バブル
国債も「ガラパゴス化」、市場が迫る財政の健全性
INTERVIEW│松島正之/クレディ・スイス証券会長
緊急提言 民主党に告ぐ こうすれば財政破綻を回避できる
竹中平蔵/慶応義塾大学教授
「今、変な増税をすると低福祉重税国家になってしまう」
榊原英資/青山学院大学教授
「国民負担率を60%に上げ、福祉社会を実現すべき」
震災の経済インパクトを試算 日本の財政破綻確率は震災によって倍増した
【ケーススタディ1】ギリシャ、アイルランドで起きていること
聖域なき歳出削減で市民生活に大きな支障
【ケーススタディ2】IMF危機をくぐり抜けた韓国
急回復を実現したが雇用や社会に甚大な影響
国債暴落 シミュレーション小説「老人が泣き、若者は笑う」


【PART2) 個人編】
波乱の時代を生き抜く方法
INTERVIEW│
大前研一/経営コンサルタント
「国を当てにするな。稼ぐ場所は世界にある」
隈 研吾/建築家・東京大学教授
宋 文洲/ソフトブレーン創業者・評論家
わが家のサバイバル戦略 30代、40代夫婦のキャリア、教育、資産運用
中国、米国で働く和僑のたくましさに学ぶ


P.12

震災特別誌面
激震! 日本経済

東日本大震災による直接的な損害額は16兆~25兆円と試算された。首都圏では計画停電が続き、経済は萎縮。今後どうなるのか。
原発国・日本の過酷な現実
COLUMN│東芝、原発シフトで躓くどうなる原発事故の賠償責任
放射線は体にどう影響するか
車・スマホの生産にも打撃
COLUMN│みずほシステム障害の代償
見直しを迫られる製油所の過剰設備削減
日本激震! 私の提言
伊藤元重/東京大学大学院教授
「復興債と復興税で日本再生を担う」


コラム

P.5 経済を見る眼
消費税増税で解決できないこと
大竹文雄/大阪大学社会経済研究所教授
「消費税増税には歳出の設計が肝要」

読者の手紙、編集部から


連載

■ゴルフざんまい/青木 功  ■知の技法 出世の作法/佐藤 優  ■ニッポンの選択/野口悠紀雄  ■中国動態 ChinaWatch  ■アジア特報  ■FOCUS政治/塩田 潮  ■アウトルック  ■Books&Trends、新刊新書サミング・アップ  ■データウォッチ  ■長老の智慧/木滑良久


P.124 知の技法 出世の方法
佐藤 優/作家・元外務省主任分析官
「クライシスの間は“大将は動かない”が原則」

P.126 ニッポンの選択
野口悠紀雄/早稲田大学大学院教授
「クラウディングアウト回避には増税が必要」

P.128 中国動態
中国人が驚嘆した日本人の冷静さと勇気

P.142 長老の智慧
木滑良久/マガジンハウス最高顧問
「路地裏の最新情報が人気雑誌を作った」


※今号は特別誌面のため、連載の一部を休載しました。ご了承ください。


PR(制作:広告局企画制作部)

広告特集:「がん」と向き合うということ。/広告特集:時代の「変化」に克つヒント/広告特集:モーニングスター特別広告企画 モーニングスター ファンド オブ ザ イヤー/JR東海/SRIスポーツ