週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2011年9月17日号
2011年9月12日 発売
定価 723円(税込)
JAN:4910201330911

あなたの資産はこう守る

欧州債務問題が再燃するなど、世界経済の不透明感は増すばかり。外貨や債券、株など、あなたの資産は大丈夫か? 世界経済の情勢とともにおカネを守る方法をやさしく解説。

第2特集:建機「三国志」

東洋経済オンライン有料会員

週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.38

COVER STORY
世界経済に危機迫る!
あなたの資産はこう守る

【図解】 各資産の値動きのチェックが運用成果向上のカギ

|PART1|マーケット編
動揺が広がる金融市場
[国債] 国債を保有する銀行は…? 金融危機を織り込む金利
エコノミストが易しく解説!15分でわかる世界経済危機
[為替] 「危機に強い円」が本領発揮、年内はドル安・円高が続くか
エコノミスト&ストラテジスト6人は為替相場をこう見る
INTERVIEW│
浜 矩子/同志社大大学院教授
「現実味帯びる1ドル=50 円、基軸通貨ドルの終焉は間近だ」
櫻井祐記/富国生命投資顧問社長
「外貨建て資産の組み入れは短期的には慎重に見ている」
[金] ドルへの信認揺らぎ急上昇、欧米経済波乱で2000ドル台へ
[日本株] 世界景気の減速懸念強まり、年内の1万円回復に黄信号
株式市場のプロ5人が読む!!年末までの株価見通し
COLUMN│市場低迷の起爆剤となるか? あの手この手の株主優待

|PART2|資産防衛編
目減りを防ぐ運用の極意
[外貨建て商品] 外貨での運用成績向上には「出口戦略」の見直しが大事
押さえておきたい6つのポイント間違いだらけの投信運用
[債権] 自分のスタイルに合った債券を選ぶポイントとは
[新興国ファンド] ブラジル投資は転換点? 通貨選択型投信のリスク
[金] 知っておきたい、金の上手な売り方・買い方・選び方
[日本株] 効力発揮する「安全性」指標の“ネットネットバリュー”とは?


P.78

第2特集
巨大市場・中国の「覇者」は誰か!?
建機「三国志」

経済成長あるところに建設機械の需要あり。中国で日米中の企業が火花を散らす。地場企業の急追、米国ガリバーの反撃を日本の王者はかわせるか。

第2特集
野路國夫/コマツ社長
「中国の新興企業はコマツ以上にはなれない」


P.22 スペシャルリポート

01 福島の病院を苦しめる、補償難航と人材流出

02 クラウドで問われる日本勢のサバイバル


コラム

P.9 経済を見る眼
危機克服へ財政を機能させよ/神野直彦


P.16 NEWS TOP 4

(1)冬の節電商戦に前のめり、大量供給に期待と不安

(2)スイスがブチ上げた「無制限介入」の波紋

(3)テスコ、日本撤退へ、気になる店舗の売り先

(4)“過剰在庫”で悲鳴、投げ売りされる輸入水

今週のキーワード&キーパーソンWORLDWIDE NEWS


P.26 MARKET VIEW

■市場観測  ■マクロウォッチ【米国経済】  ■今週の気になる数字  ■ミスターWHOの少数異見  ■Yahoo! ニュース・トピックスランキング  ■データウォッチ  ■会社四季報【最新情報】  ■読者の手紙、編集部から


P.66 スペシャリストインタビュー、戦略ストーリーの達人たち、カンパニー&ビジネスなど

SPECIALIST INTERVIEW
チャールズ・ファーガソン/映画監督、政治学者
「金融危機後も体質は変わっていない」

【新連載】戦略ストーリーの達人たち
楠木 建/一橋大学教授
「早く、はっきりと失敗することが大事」

【新連載】戦略ストーリーの達人たち
羽鳥兼市/ガリバーインターナショナル会長
「初めから流通革命を起こすつもりだった」

ゴルフざんまい
弘兼憲史

カンパニー&ビジネス
「見える金融」は広がるか、鎌倉投信の100年計画
「いい会社へ投資」「金融の見える化」を標榜。元外資系金融マンたちの静かなる挑戦。


連載

■知の技法 出世の作法/佐藤 優  ■日本の選択/野口悠紀雄  ■わかりあえない時代の「対話力」入門/北川達夫  ■地球科学入門 /鎌田浩毅  ■中国動態 ChinaWatch  ■アジア特報  ■グローバル・アイ/ケネス・ロゴフ  ■The Compass/橘木俊詔  ■FOCUS政治/塩田 潮  ■東洋経済1000人意識調査  ■アウトルック  ■Books&Trends  ■Review、新刊新書サミング・アップ、今週のエンタメ等  ■長老の智慧/堀 威夫  


PR(制作:広告局企画制作部)

ビジネスアスペクト: アサヒビール/「スーパードライチーム」の本気と勇気。
Credo: 大和ハウス工業
広告特集: 企業と地域がつながり合い 互いの可能性を高める
広告特集: 強い日本を蘇らせるための理工系高等教育

今後の発売スケジュール

  • 11/10(月) 週刊東洋経済 2025年11月15日号