週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2012年4月28日・5月5日合併号
2012年4月23日 発売
定価 755円(税込)
JAN:4910201310524

がん完全解明2012

今や身近で最も恐ろしい病気「がん」。いかにして予防するか。納得のいく医療をどう受けるか。どう社会復帰するか。いかに苦しまずに最期を迎えるか――。最新の情報を追った。

第2特集:沖縄経済の実力

第3特集:検証 米国経済は改善していない!

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.34

COVER STORY
がん 完全解明 2012

[ 図解 ] 増え続けるがん患者


【Part1】賢いがん患者になる

医師の説明分かりますか KEYWORD| 誤解しやすい医師の言葉

“いい病院”はどう探せばいいのか

部位別の標準治療を知っておこう
[肺がん] [胃がん] [大腸がん] [乳がん] [前立腺がん]

希少がん薬が新薬開発の主戦場に

抗がん剤の効果をどう考えるか

注目の先端治療
[免疫療法] [粒子線治療]

再発・転移とどう戦い向き合うか

住み慣れた自宅か、緩和ケア病棟か? 「終末期ケア」をどう受ける

がん医療を取り巻くがん業界地図
[医薬品メーカー] [医療機器メーカー] [病院] [学会] [官公庁] [患者団体]


【Part2】がんにかかるおカネ

4月からこう変わった、高額な治療に使える公的制度

徹底試算! 部位別がん治療の費用

がん保険・医療保険のムダのない選び方

治療をしながら仕事を続ける


【Part3】日本のがん対策

たばこや酒がなぜリスクを高めるのか
がんの原因とは一体何か?

原発事故後のがん対策

苦痛の少ないがん検査で早期発見


患者数、部位別、進行度別…病院の特徴がわかる
がん診療拠点病院の治療実績



P.122

第2特集
沖縄経済の実力

復帰後、本土との格差解消を目指した振興計画で社会インフラはほぼ整った。今後はソフトパワーで活性化を狙う。

知念栄治/沖縄県経営者協会会長
「沖縄はアジアを見据えたソフト分野で生きていくべき」


P.130

第3特集
検証 米国経済は改善していない!

主要な景気指標だけでは決して見えてこない米国経済の構造要因を検証する。


P.16 NEWS

(01)よみがえる「安全神話」、出来レースの原発再稼働

(02)ゲーム課金に自主規制、グリー、DeNAの苦渋

(03)崖っ縁の日本板硝子、外国人社長がまた辞任

(04)中国人訪日旅行に異変、急速に進む個人化の波


P.22 SPECIAL REPORT

(01)薬ネット販売解禁か、注目される高裁判決
大衆薬のインターネット販売が事実上禁止されてから3年。新たな局面を迎えつつある。

(02)原発被害に悩む南相馬、医療再生の苦しい現実


P.26 MARKET VIEW

■市場観測【中国景気】  ■マクロウォッチ【世界経済】  ■データウォッチ【マーケット&マクロ主要指標】  ■会社四季報【最新情報】


P.94 カンパニー&ビジネス

ポテトの王者カルビー、成功への新たな種まき
スナック菓子最大手・カルビー。社内改革で収益力改善。課題の海外進出に動き出した。


連載

■経済を見る眼/伊藤隆敏  ■知の技法 出世の作法/佐藤 優  ■日本の選択/野口悠紀雄  ■世界で働くための宗教入門/井上順孝  ■中国動態/柯 隆  ■アジア特報/『今周刊』(台湾)  ■グローバル・アイ/ハワード・デイビス  ■The Compass/酒井啓子  ■FOCUS政治/歳川隆雄  ■アウトルック  ■Books&Trends  ■お金には(たぶん)ならない/宇野常寛  ■Dr.シラサワの超「抗加齢学」/白澤卓二  ■長老の智慧/金児 昭(信越化学工業顧問)

アジア特報|『今周刊』(台湾)
シャープの筆頭株主となった台湾・鴻海グループ。提携の意義はサムスン攻略にある。

グローバルアイ|ハワード・デイビス/パリ政治学院教授
「市場の効率化はつねに公共の利益にかなうとは限らない」

The Compass|酒井啓子/東京外国語大学教授
「アラブ諸国間外交は地政学的リアリズムで動いている」

Books&Trends|伊藤 真/伊藤塾塾長・弁護士
「勉強を通じて社会の幸せの総量を増やすと考えればいい」


コラム

■今週のキーパーソン  ■WORLDWIDE NEWS  ■今週の気になる数字  ■ミスターWHOの少数異見  ■Yahoo! ニュース・トピックスランキング  ■読者の手紙、編集部から  ■告知板 新製品&イベント  ■東洋経済1000人意識調査  

キーパーソン
岡田元也 /イオン社長
山村輝治/ダスキン社長


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今後の発売スケジュール

  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号

訂正情報

週刊東洋経済 「がん 完全解明」 訂正情報

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週刊東洋経済2012年4月28日-5月5日号(4月23日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

ページ 訂正内容
26ページ ■市場観測のタイトル
:11年後半に回復基調へ

:12年後半に回復基調へ