解雇・失業
欧州に端を発した債務危機が波及し、世界中で失業の疾風が吹きすさぶ。日本の失業率が低いというのは幻想。今すぐ明日の解雇に備える必要がある。
第2特集:海運・造船「大氷河期」
P.36
日本型雇用は遠い昔の“美談”
「普通解雇がフツー」の時代に突入
[図解] 大規模リストラが止まらない
INTERVIEW│
南雲弘行/連合 事務局長
濱口桂一郎/労働政策研究・研修機構 統括研究員
手順さえ踏めば解雇できる。もはや会社と社員は運命共同体ではない
INTERVIEW│柳川範之/東京大学教授
「40歳定年制を提唱する理由」
COLUMN│中小企業経営者に迫る“失業”ラッシュ
最低人事評価2回でレッドカード。サイバーエージェントの新制度導入1年
好業績続出なのに内需不振? ミクロの感覚頼みでは景気はよくならない
INTERVIEW│小野善康/大阪大学フェロー
「政府だけが“合成の誤謬”に対応できる」
いざという時に困らない防衛術
リストラ前兆チェックリスト「会社編」「自分編」
INTERVIEW│砂山擴三郎/リストラ評論家
「もはやリストラは会社員の宿命」
COLUMN│リストラ担当者「本題に入るのは3回目の面接」
カリスマカウンセラーが教える 再就職を成功に導く10の心得と戦略
失業保険の基礎知識&賢いもらい方
意外に使える! ハローワーク活用術
世界同時失業がやってきた
失業率と社会構造の深い関係 [図解] 世界の失業マップ
[スペイン] 失業給付まで削りとる緊縮財政の修羅場
[米国] 自立大国で続出する親元へのUターン
[韓国] 学歴インフレ状態で、若者の就職難が深刻化
P.76
“中国爆食”による好況に沸いた海運・造船業界。だが、膨大な新船竣工で市況は暴落。氷河期を迎えた業界の今を追う。
薬師寺正和/第一中央汽船社長
「船隊を縮小し、市況に耐えられる規模にする」
P.14 NEWS & REPORT
(01)巨額赤字パナの危機感、シャープ楽観の理由
中間決算で巨額赤字に転落したパナソニックとシャープ。負の遺産の処理という原因は共通するが両社の危機感には差も。
(02)オバマ大統領再選で、どうなる「財政の崖」
(03)サークルKサンクス、止まらないFC離反
(04)新型“軽”が担うホンダの世界戦略
(05)中国建機が急落でも強気を貫くコマツ
P.22 ビジネスリポート
日の丸パソコンメーカーをたたき壊す
サーフェスの衝撃
マイクロソフトはハードとソフトを一体化したデバイスづくりに力を入れ始めた。その第1号が「サーフェス」だ。
P.26 MARKET & MACRO
■株式観測/藤戸則弘 ■為替観測/高島 修 ■市場観測/サミュエル・W・フィンケルスタイン ■データウォッチ【マーケット&マクロ主要指標】 ■会社四季報【最新情報】
連載
■経済を見る眼/八代尚宏 ■知の技法 出世の作法/佐藤 優 ■新ビジネス発想塾/妹尾堅一郎 ■慢性デフレと新型バブル【新連載】/野口悠紀雄 ■中国動態/陳 言 ■アジア特報/『中央日報エコノミスト』(韓国) ■グローバル・アイ/イアン・ブルマ ■FOCUS政治/星 浩 ■インセンティブの作法/安田洋祐 ■Books&Trends ■Review ■新刊新書サミング・アップ、今週のエンタメ など ■夜明けの自宅警備日誌【新連載】/堀田純司 ■Dr.シラサワの超「抗加齢学」/白澤卓二 ■新世代リーダー50人/村上太一(リブセンス社長)
経済を見る眼
八代尚宏/国際基督教大学客員教授
「治験の壁が再生医療の産業化を阻む」
[新連載] 慢性デフレと新型バブル
野口悠紀雄
従来の経済理論では、世界の動きを理解できなくなっている。これまでのフロー中心の視点ではなく、ストックに注目して経済変動を解明する。
インセンティブの作法
安田洋祐/政策研究大学院大学助教授
「今年のノーベル経済学賞は身近な問題に応用できる」
Books & Trends
磯田道史/静岡文化芸術大学准教授
「納得感ある人物の生涯をたどることが大事」
[新連載] 夜明けの自宅警備日誌
堀田純司
気鋭の若手ライターによる新連載がスタート。サブカルチャーやオタク文化にも詳しい堀田氏が、最新の社会事象を読み解く。
新世代リーダー50人
村上太一/リブセンス社長
「カネに一番の価値を置かないのが自然」
P.114 第28回 高橋亀吉記念賞
コラム
■WORLDWIDE NEWS ■ミスターWHOの少数異見 ■今週の気になる数字 ■読者の手紙、編集部から ■ゴルフざんまい 小林浩美 ■東洋経済1000人意識調査
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ビジネスアスペクト: 関西大学/社会の要請に応え「安全・安心」を追究するということ
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週刊東洋経済2012年11月17日号(11月12日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。
ページ | 訂正内容 |
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83ページ | ■『迫り来る「2014年危機」 存続なるか日の丸造船業』の記事 (2段目 23?25行目) 誤:年間3000万総トン(総トンは使用する鋼材総量)前後だった ↓ 正:年間3000万総トン(総トンは船の容積を表す単位)前後だった |