週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2013年1月12日号
2013年1月7日 発売
定価 723円(税込)
JAN:4910201320134

メイカーズ革命

3Dプリンタやレーザーカッターによるデジタルなものづくり。そして、世界中を結 び付けるインターネットエコノミーの発展――。こうした波がぶつかり合ったところ に、新しい「メイカーズ(製造者)」が次々に生まれている。その中からは、アップ ルを引き継ぐような、創造力あふれるスターも育ち始めている。

第2特集:
REITを攻略せよ!

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.34

COVER STORY
製造業が根底から変わり始めた!

メイカーズ革命

IT3Dプリンタが変える製造業の未来


[メイカーズ革命のアイドル(1)]
イーロン・マスク
/テスラ・モーターズ CEO
電気自動車も火星移住も! “先端技術”で壁は壊せる
「アイデアを実行することは思いつくことよりも難しい」


[メイカーズ革命のアイドル(2)]
ジャック・ドーシー
/スクエア CEO
スマホがカード端末に これが決済の新ルールだ
「問題意識を持ったスクエアが参入することで決済業界は変わり始めた」


[メイカーズ革命のアイドル(3)]
ニック・ウッドマン
/ゴープロ CEO
小型カメラ“英雄(HDヒーロー)”が映像世界を変える


2013年、メイカーズが熱い! 米国発の「ものづくり革命」とは


INTERVIEW | クリス・アンダーソン/『MAKERS』著者
メイカーズ革命は全産業を変える
「オープンソースの次世代技術開発はメイカーズが先導する」


ジャパニーズメイカーズの大冒険
PDエアロスペース/ブランチ/時計企画室コスタンテ/三晃精機/ビーサイズ/TSDESIGN/WHILL/ものづくり系女子


ものづくり革命で今から起こること
長沼博之/ソーシャルデザイン代表理事


[メイカーズ革命のインフラ(1)]量産・配送
PCHインターナショナルは、“量産の壁”を突破する

INTERVIEW |リアム・ケイシー/PCHインターナショナル CEO
「調達や量産など手間のかかることはすべて請け負う」


[メイカーズ革命のインフラ(2)]試作
何でもできる“魔法の杖”、3Dプリンタが一気に進化


[メイカーズ革命のインフラ(3)]資金調達
クラウドファンディングで世界中の賛同者から資金集め

INTERVIEW |辻野晃一郎/アレックス社長
「個の力をものづくりに生かす手段だ」


メイカーズ革命を読み解くための4冊を厳選


P.78

第2特集
オフィス底入れで復調へ
REITを攻略せよ!

不動産投資信託(REIT)相場が復調へ向かっている。代表的な指標は東日本大震災以前の水準まで回復した。首都圏のオフィス市況は「2012年問題」を乗り越え、底打ちの気配である。投資のチャンスは来たのか。


P.16 NEWS & REPORT

(01)どうなるトップ人事、2013年に代わる人
世界経済の低迷、日中関係悪化など厳しい状況が続く中、トップ交代で反転攻勢を図る。

(02)初値2倍超が目白押し、押し寄せる上場ブーム
4 年連続で今年も新規上場が増えそうだ。スマホ関連以外に多様化していることが特徴だ。

(03)再三の指摘でやっと、三菱自リコール問題
過去2度のリコール隠しで経営難に陥った三菱自動車。甘い危機意識は変わっていない。


P.26 MARKET & MACRO

■株式観測/藤戸則弘  ■為替観測/深谷幸司  ■市場観測/美甘哲秀  ■データウォッチ【マーケット&マクロ主要指標】  ■会社四季報【最新情報】

市場観測
美甘哲秀/丸紅経済研究所所長
「中国需要で、大豆は投機筋から注目されやすい」


P.23 INTERVIEW

ジョン・アンドリュース/英『エコノミスト』誌 コンサルタント・エディター
「日本にあるのは人的資源だけ。移民受け入れで活力を」


P.70 トップの肖像

大塚正則/サトー元社長
左翼の元活動家は行き場を失い小さな企業に入社する。そこで創業者と作り上げたのは、バーコードの世界トップ企業だった。


連載

■経済を見る眼/池尾和人  ■知の技法 出世の作法/佐藤 優  ■新ビジネス発想塾/妹尾堅一郎  ■慢性デフレと新型バブル/野口悠紀雄  ■中国動態/富坂 聰  ■アジア特報/『中国経済周刊』(中国)  ■グローバル・アイ/アン・マリー・スローター  ■FOCUS政治/塩田 潮  ■歴史になる一歩手前/與那覇 潤  ■Books&Trends  ■Review  ■新刊新書サミング・アップ、今週のエンタメ など  ■夜明けの自宅警備日誌/堀田純司  ■Dr.シラサワの超「抗加齢学」/白澤卓二  ■新世代リーダー50人/上川内あづさ(名古屋大学教授)

経済を見る眼
池尾和人/慶応義塾大学教授
「デフレ脱却で国債市場の平穏が失われるおそれ」

グローバル・アイ
アン・マリー・スローター/プリンストン大学教授
「財政再建できなければ米国の発言力は徐々に低下」

新世代リーダー50人
上川内あづさ/名古屋大学教授
「将来、動物の言葉がわかるかもしれない」


コラム

■WORLDWIDE NEWS  ■ミスターWHOの少数異見  ■今週の気になる数字  ■読者の手紙、編集部から  ■告知板 新製品&イベント  ■東洋経済1000人意識調査


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