週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2014年10月11日号
2014年10月6日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201321049

新聞・テレビ動乱

朝日新聞で注目が集まるメディア業界は今、変革期を迎えている。ニュースアプリや動画コンテンツが続々登場する中、最後に生き残るのはどこか。

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.36

第1特集
新聞・テレビ動乱


[Part1] 新聞編
アンチ朝日キャンペーンはいつまで続くのか
朝日騒動が示す 新聞の旧態依然

販売店は“三河屋さん”モデルで生き残れ

地方ではボロボロの大手紙

全国紙 決算小康だが販売は不安

試行錯誤続く大手各紙のデジタル戦略

[電子書籍]は出版不況の[出口]になるか

紙では稼げない出版社 [生き残り]の一手

 

[Part2] テレビ編
視聴率低下が止まらない
凋落するフジテレビ 1000人異動の賭け

収益拡大急ぐ民放の急所

録画再生率は毒か薬か

INTERVIEW│籾井勝人/NHK会長
「こんなにたたかれる世界とは知らなかった」

米国メディアは[SNS]で激変 決め手は[拡散力]

デジタルニュースの世界比較

 

[Part3] 新興メディア編
沸騰するニュースアプリの実態
人とカネが集まる新バブルの震源地

ヤフーが提供元支援サービスを開始

INTERVIEW│池田信夫/アゴラ研究所代表
「オンラインは『集客の道具』と割り切れ」

KADOKAWA・DWANGO 期待と不安の新旧融合

 

P.20 核心リポート

消える「ダイエー」の屋号 変容するイオンの統治

突然、偶然、それとも必然? スタバ完全子会社化の真相

再エネに冷や水浴びせる電力会社の“契約中断”

老舗企業破産が映す100均業界の激動

反動減と無縁のセブン 力強さ欠く消費回復

 

P.28 ニュース最前線

商社│住商、資源で巨額減損 もう1つ抱える“爆弾”

通信│今度は米アニメ・映画? ソフトバンクに買収観測

小売り│ニトリ、脱低価格で円安・増税下の快進撃

 

P.80 第2特集

(検証)
円安効果はどこへえた?

円安から半年~数年経つと輸出数量が増えるはずなのに増えない。Jカーブ効果はどこに行ったのか。

[自動車] 海外生産拡大で輸出依存度低下
[電機] Jカーブ効果はもはや昔話に
[精密機器] 日本生産ほぼゼロ。国内回帰も期待薄
[工作機械] 輸出数量増の主因はスマホ需要沸騰

キヤノン 本業集中の為替対策

輸出超過がすっかり定着した感の製紙原料

Jカーブ効果 私はこう考える
佐藤清隆/上野泰也

円安メリットは大きいが為替影響を減らす自動車産業

1ドル110円で笑う会社、泣く会社
トヨタ、ホンダ、ソニー…

 

P.72 集中連載 後編

トップを支える実力者たち
黒子の奥義

 

パルコ 文化継承者の改革始動
泉水 隆
/パルコ 常務執行役

富士重工業 米国でスバル快走を加速した男
日月丈志
/富士重工業 専務執行役員

 

連載

|経済を見る眼|アベノミクス「第2幕」の課題/小峰隆夫

|この人に聞く|山名昌衛/コニカミノルタ社長|課題解決力で勝負

|少数異見|小川賢太郎CEOはなぜ久保利弁護士を選んだか

|知の技法|中学時代に身に付けた読書と睡眠の習慣/佐藤 優

|中国動態|上海ガニ値下がりが示す成熟した消費者の増加/田中信彦

|グローバル・アイ|加速する残虐テロの視覚戦略/リチャード・K・シャーウィン ほか

|フォーカス政治|定着した小選挙区制 使いこなす力量で政党に差/星 浩

|成毛眞の技術探検|JR貨物とモーダルシフト(最終回)

|株式観測|危うい投機筋主導の上昇/藤戸則弘

|為替観測|米国の牽制、中国の誘導で円安は調整も/高島 修

|価格を読む|砂糖|価格調整制度の不思議

|マクロウォッチ|コーポレートガバナンスと設備投資

|ブックス&トレンズ|『報道されない中東の真実』を書いた国枝昌樹氏に聞く ほか

|日本婚活思想史序説|誰もが働きたくない時代の専業主夫・婦/榛原赤人

|Readers & Editors|読者の手紙、編集部から

|生涯現役の人生学|私の葬式(私案)/童門冬二

 

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立命館大学:今ここにあるグローバリズムの最前線で
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I want it !:國學院大學

今後の発売スケジュール

  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号
  • 10/20(月) 週刊東洋経済 2025年10月25日号