週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2014年10月18日号
2014年10月14日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201331048

会社の片付け

経営者の高齢化、後継者不足。中小企業の”片づけ”が待ったなしだ。片づけてから継ぐ、売る、たたむ。親子で真剣に向き合う時が来た。

試し読み

東洋経済オンライン有料会員

週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.58

第1特集
親子で会社を継ぐ・売る・たたむ
会社の片づけ


[Part1] 待ったなし! 会社の「片づけ」

オーナー企業のリアル(1)
【会社を継ぐ】 親子、激しい衝突の末に…会社は存続こそが価値

まずはここから始めよう! 事業承継計画の作り方

2カ月でできる事業承継の基礎

税務対策の基礎 こんなときどうする悩み解決&

INTERVIEW│
私の事業承継(1) 川野幸夫/
ヤオコー会長

オーナー企業のリアル(2)
【会社を売る】 後継者問題、経営危機…M&Aを決断した理由

ポイントは株主への対策 事業承継こうして失敗しました

戸惑い、決断、感謝 家業を継ぐ子の本音

京都で450年「綾鷹」 老舗承継の極意

INTERVIEW│
私の事業承継(2) 髙田 明/
ジャパネットたかた社長
「社長復帰は100%ない。力を認めた長男に全任する」

オーナー企業のリアル(3)
【会社をたたむ】 体力あるからこその決断 あなたは身を退けますか

 

[Part2] 承継の黒子 税理士・金融機関

事業承継で本当に役に立つ 税理士の見抜き方

後継者不足に悩む! 税理士業界の裏側

オーナー経営者のための実践的節税策

事業承継支援にあの手この手 動き出す銀行・信用金庫

甘い言葉にご用心! 銀行と上手に付き合う方法

 

P.18 核心リポート

[独占インタビュー] ローソン玉塚社長激白 「成城石井は高くない」

淘汰が進む塾・予備校 東進浮上、代ゼミ沈没

長期化する香港のデモ 「一国二制度」の正念場

東電・中電が包括提携 “互譲精神”の落とし穴

立役者は本革バッグ サマンサタバサが快調

 

P.28 ニュース最前線

外食│マック上場後初の赤字 歯止めかからぬ客数減

鉄鋼│揺らぐ中南米の橋頭堡 新日鉄住金のジレンマ

政策│円安への異論噴出で窮地のアベノミクス

 

P.38 巻頭特集

あなたの資産をどう守る?
地政学リスク高まる!

「イスラム国」台頭と空爆、ウクライナ問題―。米国のガバナンス低下で地政学リスクは高まる一方だ。そんな中、個人投資家はどう考え、どう行動すべきだろうか。

[Part1] すぐそこにある地政学リスク

政治│
米国のガバナンス劣化で中東が“液状化”」
寺島実郎/
日本総合研究所理事長

資源│
自分たちのものだと資源国が言い出した」
柴田明夫/
資源・食糧問題研究所代表

「地政学リスクの管理に重点が移りつつある
イヴルイ・ダリカレール/
トタル上流部門プレジデント

原油の密売で1日100万ドルの収入を得るスンニ派武装組織の素性
矛盾だらけの「イスラム国」攻撃
田岡俊次/
軍事ジャーナリスト

[Part2] 地政学リスクを投資に生かす

新興国投資に地政学リスクはつきもの
木村昭二/
フロンティアマーケット研究家

地政学リスクに強い株はどれだ

伝説の投資家が語る「戦争は“買い場”
吉野永之助/
元キャピタル・インターナショナル代表

投信ブロガーが語る「地政学リスク 私はこう避ける

 

P.34 追悼

孤高の大経済学者 宇沢弘文

大経済学者が逝った。数理経済学者として活躍した後、反主流派経済学へ向かい人間の心の復権を唱え続けた。その波乱の86年をたどる。

 

連載

|経済を見る眼|終身雇用という「ぜいたく」/三品和広

|この人に聞く|和田洋一 ● シンラ・テクノロジー社長|開発者も熱狂するゲームを

|少数異見|安倍内閣をどう“使う”か

|ゴルフざんまい|歩く姿勢がゴルフ上達への道/青木 功

|知の技法・出世の作法|職場でオンとオフをうまく切り替える方法/佐藤 優

|中国動態|中国海軍がペルシャ湾へ 加速する西進戦略/小原凡司

|グローバル・アイ|「イスラム国」に知性で勝て/ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム

|フォーカス政治|野党結集には政策共有と選挙協力が必要/塩田 潮

|株式観測|配当利回りの高い株に注目/張谷幸一

|為替観測|ECBはQE発動 通貨ユーロは大幅な下落へ/門田真一郎

|価格を読む|サンマ|今年は水揚げ量が回復

|マクロウォッチ|日本化する欧州経済 QE導入でも効果は疑問

|ブックス&トレンズ|『経済行動と宗教』(寺西重郎著) ほか

|文化系サラリーマン諸君!|失敗できる場が若手を育てる/長谷川 裕

|Readers & Editors|読者の手紙、編集部から

|生涯現役の人生学|今の私にぴったりの小説/童門冬二

 

PR
ビジネスアスペクト:東京商工リサーチ/グローバルな調達やマーケティングを強化しようとする企業は、なぜTSRに注目するのか。
立命館大学:世界に出て知る日本の魅力をあらためて発信
キッコーマン

今後の発売スケジュール

  • 11/10(月) 週刊東洋経済 2025年11月15日号
  • 11/4(火) 週刊東洋経済 2025年11月8日号