週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2015年2月14日号
2015年2月9日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201320257

税務署が来る

相続増税であなたも税務調査と無縁ではいられない。企業に対する調査も大きく変化。「税務署」を丸裸にしよう。

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.54

第1特集
税務署が来る


[PART1] 相続新税制スタート
あなたの家が狙われる
ひとごとでは済まされない相続課税

ターゲットは富裕層 海外資産に課税の網

質問には意図がある 税務調査の切り抜け方

頼るべきはプロ 土地評価はここまで下がる

[生前贈与ブームに待った!] 相続対策の落とし穴

相続税試算リスト
今年から相続税が発生する400駅 [首都圏] [名古屋圏] [関西圏]

そのレシートが現金になる 確定申告で賢く節税

 

国税庁の正体

徴税権力を握る[巨大組織]課税逃れを見逃すな

税務署長は最高の名誉ポスト 国税職員の[出世とポスト]

最強の調査部隊 [マルサ]の憂鬱

 

[PART2] 国税当局 vs. 企業
あなたの会社が狙われる
調査官は質問のプロ 書類の準備が会社を救う

[経理部長座談会] いい加減にしてくれ「重箱調査」

ポイントを解説 元税務署長が教える正しい節税術

消費税と電子書籍、スマホゲーム 「海外」課税で基準が大変更

国際課税に新ルール 国境越えた大バトル

 

P.18 核心リポート

利益は「3兆円」に肉薄 トヨタに還元の圧力

そして誰もいなくなる? 新関空、民営化に暗雲

「ドローン」が空を舞う 勃興する無人ビジネス

1年遅れの構造改革 正念場のソニースマホ

日銀トレードが生む マイナス金利の異常さ

 

P.28 ニュース最前線

石油│原油安が“在庫”に直撃 元売り5社は全社赤字

海運│南米航路と北米航路 3社で分かれた明暗

財政│健全化は達成可能か 焦点は社会保障の削減

 

P.32 巻頭特集

スカイマーク経営破綻
折れた「叛逆の翼」

業界の異端経営者は、巨額の債務を残して舞台を降りた。最後の独立系勢力はこのまま消えてしまうのか。

INTERVIEW│中条 潮/慶応義塾大学教授
「官主導の共同運航案にはあきれた」

スカイマークを買う男 佐山展生の勝算

破綻は必然だった 財務で読み解くスカイマーク

 

P.38 社長の器

大抜擢「バズーカ人事」の破壊力

ベテラン役員を高速で抜き去る大抜擢。その意図はどこにあるのか。

富士通 次期社長 田中達也

三井物産 次期社長 安永竜夫

ワタミ 次期社長 清水邦晃

 

P.44 深層リポート

楽天
海外事業 最後の賭け

全社を挙げて取り組む海外事業は赤字が続く。 切り札のカード事業を投じた台湾の成否が行く末を占う。

INTERVIEW│小林正忠/アジア担当役員
「アジアにはトップを狙うチャンスがある」

ビジネスモデルに限界?「 楽天市場」の曲がり角

 

P.50 三人三談

「一強」の時代

政治は首相官邸の独り勝ち。一強とメディアの微妙な関係。

「安倍2.0の復讐戦」 逢坂 巌

「池上彰の戦略的思考」 安倍宏行

「紅白よりテレ東」 富澤一誠

 

連載

|経済を見る眼|生活保護基準引き下げの帰結/阿部 彩

|この人に聞く|南場智子 / 横浜DeNAベイスターズ オーナー|黒字化は絶対目標

|少数異見|米国が作り出した狂信集団

|知の技法|殺害された人質、日本は何をすべきか/佐藤 優

|中国動態|ユニクロ告発が示した労使対立の潜在リスク/梶谷 懐

|グローバル・アイ|イスラムと西洋が戦争しているのではない/イアン・ブルマ

|フォーカス政治|「イスラム国」人質事件で官邸の情報共有ミス/歳川隆雄

|株式観測|ROE倍増作戦で日本株は再評価される/重見吉徳

|為替観測|米国利上げ期待後退と油価底打ちで円安に/亀岡裕次

|価格を読む|マラソン大会|都市マラソンの経済効果

|マクロウォッチ|春闘始動、足りない非正規底上げ策

|ブックス&トレンズ|『インドクリスタル』を書いた篠田節子氏に聞く ほか

|ゴルフざんまい|進化中のゴルファーは言い訳しない/三田村昌鳳

|Readers & Editors|読者の手紙、編集部から

|生涯現役の人生学|名奉行大岡の豆腐さばき/童門冬二

 

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今後の発売スケジュール

  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号