【第1特集】
ビジネスマンのための近現代史 ナショナリズム、ポピュリズム、保護主義
PART1 「いま」がわかる歴史の読み方
近代国家という仕掛け 佐藤 優●作家
グローバルヒストリーから見た覇権国家の行方 秋田 茂●大阪大学教授
なるほど歴史講座 ナショナリズムと経済で歴史を理解する 宇山卓栄●歴史著作家
ビジネスマンが知っておくべき 近現代史のツボ 出口治明●ライフネット生命保険会長
「国家」「保護主義」「ナショナリズム」がわかる50冊
PART2 近現代史が語る時代への教訓
(米国)トランプショックと戦後システム 油井大三郎●一橋大学・東京大学名誉教授
エリートvs.庶民 欧州で広がるポピュリズム政党
(米国)トランプ現象 ポピュリズムの二面性 渡辺 靖●慶応大学教授
(中国)共産党と皇帝 独裁の共通性 岡本隆司●京都府立大学教授
(中国)毛沢東 文化大革命の狂気 楊 海英●静岡大学教授
(韓国)小国ゆえの「正しい」民主主義 木村 幹●神戸大学教授
近代国家の「領土病」 岩下明裕●北海道大学教授
(フランス)ウルトラ右翼 反共からポピュリズムへ 畑山敏夫●佐賀大学教授
(ドイツ)ワイマールからナチズムへの転落 蔭山 宏●慶応大学名誉教授
(日本)泥沼の戦争 政党と近衛文麿の罪 井上寿一●学習院大学学長
(日本)右翼思想の根源とは 片山杜秀●慶応大学教授
共産主義はなぜ広がらなかったのか 的場昭弘●神奈川大学教授
ニュース最前線
01 カジノが見切り発車 「ポスト五輪」を担えるか
02 ローソンが銀行に参入 セブン追撃に高い壁
03 本音はJDI救済か 機構が抱くジレンマ
04 1.2兆円の巨額買収 アサヒの皮算用と不安
05 3Dプリンタ離陸前夜 日本勢も開発に着手
06 「市場の番人」トップ交代 東芝元社長の調査続行
深層リポート
ミネルバ大学って何だ?
消費はなぜ伸び悩む?
弾劾で朴大統領が職務停止 揺れる韓国
連載
|経済を見る眼|日本版「金融抑圧」のシナリオ/早川英男
|この人に聞く|山内雅喜●ヤマトホールディングス社長|自動化やAI駆使し乗り切る
|少数異見|精神的な支柱を失ったタイ 王宮で感じる特有の団結力
|ニュース戦記|ポピュリズムはどこへ向かうか/星 浩
|非常時の組織論|「勘」を研ぎ澄ます本気の決断の積み重ね/伊藤祐靖
|サラリーマン弾丸紀行|ブータン人の幸せを現地で考えた/橋賀秀紀
|知の技法|大きな外交ゲームをロシアと行う日本政府/佐藤 優
|中国動態|動き始めた重要人事、党内部で進む若返り/富坂 聰
|グローバルアイ|香港の独立運動は中国共産党の思うつぼ/クリス・パッテン
|フォーカス政治|「反既成」勢力の世界潮流が安倍政権の追い風/山口二郎
|マクロウォッチ|GDPを構成する消費統計 精度を欠き、抜本見直しへ
|歴史の論理|人民元の国際化に見る中国貨幣史/岡本隆司
|ブックス&トレンズ|『コンピュータが小説を書く日』を書いた佐藤理史氏に聞く
|ゴルフざんまい|技術と心、ゴルフは人を育む/青木 功
|Readers&Editors|読者の手紙、編集部から
|生涯現役の人生学|幕末のポピュリズム“ええじゃないか”/童門冬二
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