週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2017年2月4日号
2017年1月30日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201310272

【第1特集】沈没する19万人企業 東芝解体  
 最大7000億円の損失。東芝・原発事業の巨額損失が発覚し、債務超過の可能性も。名門企業の3つの解体シナリオが明らかに!
 
 ◯解体シナリオ1 絶好調の半導体を分離
 ◯解体シナリオ2 優良子会社の切り売り
 ◯解体シナリオ3 原子力から撤退
 ◯本誌だけに語っていた 米原発会社社長の無謀な計画

【第2特集】脚本なきトランプ劇場
 いよいよ始動したトランプ政権は世界をどこに連れて行くのか。「トランプ相場」の暴落はあるか?マーケットから通商政策、外交・安保まで、日本への影響を総点検。

 

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

【第1特集】
 沈没する19万人企業 東芝解体  

 名門 底なしの危機
 原子力事業で巨額の損失 「ゼロ円買収」が招いた絶体絶命
 東芝OBが語る「問題の本質」 原子力部門が優遇されすぎた
 虎の子のメディカル売却も水の泡 帳消しになった3万人リストラ
 [解体シナリオ1] 分社化では終わらない 絶好調の半導体を放出
  日本首位の東芝も劣勢「 札束合戦」の半導体業界
 [解体シナリオ2] 子会社、土地、保有株… 優良資産をすべて売る
 [解体シナリオ3] もはや再建は不可能 原発ビジネスから撤退
 本誌に語っていた「強気計画」 ―ウエスチングハウス現会長のダニー・ロデリック氏―
 生え抜きのトップ候補ゼロ 舵取り不在の漂流船


【第2特集】
 
揺れる米国の威信 脚本なきトランプ劇場

 「口先介入」で円高急伸も トランプ相場、賞味期限はいつ?
 貿易摩擦、外交・安全保障 新政権の対日戦略 キーマンは誰だ
 直撃を受ける自動車業界 貿易摩擦、NAFTAどうなる!
 米国への信頼が瓦解 対中戦略でアジアの安全保障が一変する


ニュース最前線
 01 御曹司に食い下がる検察 サムスン“李王国”に激震
 02 東レ追撃狙う帝人、車向け炭素繊維で火花
 03 狙うは第2のユニクロ? ライザップの新たな野望
 04 MRJ、5度目の延期 終わらぬ重工の混乱
 05 鴻海・郭氏が打ち出した シャープの「創業家回帰」


深層リポート
 米国で見た必達経営の綻(ほころび) 日産の異変

深層リポート
 貸金業法改正から10年 当世カネ貸し事情

深層リポート
 有数の資源国と日本企業の商機 イラン市場を狙え


連載
|経済を見る眼|不確実性の経済学/太田聰一
|この人に聞く|石原恒和●ポケモン社長|ポケモンGOはこれから
|少数異見|台湾の田舎を支える東南アジアの出稼ぎ労働者
|ニュース戦記|シリアに見た国際政治の荒波/星 浩
|知の技法|トランプ新大統領の就任演説をどう読むか/佐藤 優
|中国動態|四川省で党幹部銃撃 追い詰められる官僚たち/富坂 聰
|グローバルアイ|「トランプ株高」は幻想 根拠なき上昇に危うさ/ロバート・J・シラー
|フォーカス政治|重要法案が目白押し 試される国会の力量/千田景明
|マクロウォッチ|「M字カーブ」解消でも出産後の就業には高い壁
|歴史の論理|英国のEU離脱と日本の中国特殊論/岡本隆司
|非常時の組織論|自衛隊の好みと異なる特殊部隊の「評価軸」/伊藤祐靖
|サラリーマン弾丸紀行|男1人、モン・サン=ミシェルに立つ/橋賀秀紀
|ブックス&トレンズ|『僕が「プロ経営者」になれた理由』を書いた 口泰行氏に聞く
|Readers&Editors|読者の手紙、編集部から
|生涯現役の人生学|葦の髄から天井のぞく歴史/童門冬二
 


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今後の発売スケジュール

  • 11/4(火) 週刊東洋経済 2025年11月8日号
  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号

訂正情報

 「週刊東洋経済2017年2月4日号」(2017年1月30日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

●2017.1.31訂正分
39ページ

■写真説明
 ウエスチングハウスの本社所在地

(誤)米ペンシルバニア州ピッツバーグ郊外のモンロービル
 ↓
(正)米ペンシルバニア州ピッツバーグ郊外のクランベリー

40ページ

■ウエスチングハウスの支配形態の図
 東芝のウエスチングハウスへの出資比率

(誤)87.70%
 ↓
(正)87%