【第1特集】日産 ―危機の全貌―
19年間トップに君臨したカルロス・ゴーン氏が失脚。逮捕、そして解任という前代未聞の事態は実は序章にすぎない。ゴーン体制について西川廣人社長は「功罪があった」と語った。カリスマの追放で日産自動車はこれからどうなるのか。日産に渦巻く危機の全貌を探る。
◆前代未聞の解任劇 カリスマ追放の深層
◆いよいよ本格化する日産、ルノーの主導権争い
◆不安を募らせる三菱自動車
◆日産は北米で失速、中国でも拡大戦略は修正か
◆ゴーン氏の電撃逮捕 3人の著名弁護士はこう見る
◆日産経営陣 2人の外国人トップ以外に責任は?
◆西川と志賀 ゴーンの横暴を許した日本人トップ同士の確執
◆現役社員、OB、サプライヤーが語る「日産の体質」
◆打ち捨てられた日本市場 ドライすぎる商品戦略
◆いつからワンマンに? 本誌インタビューで振り返るゴーン語録
◆100年に1度の大変革期 日産・ルノーは生き残れるのか
【第2特集】『会社四季報』新春号を先取り!
波乱相場にも強い大健闘企業
企業業績の拡大に急ブレーキがかかっている。世界景気の減速や原燃料費・人件費の高騰が重荷だ。そうした逆風下での大健闘企業は? 東洋経済最新予想を基に、上方修正、最高益更新、連続増収増益など6ランキングで有望企業を一挙紹介。
「週刊東洋経済2018年12月15日号」(2018年12月10日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫び致します。
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■日産自動車とルノーとの株式持ち合いをめぐる記述
【誤】日産が持つ19%(従来の15%と買い取る4%の合計)のルノー株に議決権が発生する。 ↓
【正】日産が持つ15%のルノー株に議決権が発生する。
【誤】議決権ベースは39.4%(ルノー)と34%(日産)。 ↓ 【正】議決権ベースは39.4%(ルノー)と30%(日産)。 【誤】日産側は実質的な権利(議決権)を34%確保する。 ↓ 【正】日産側は実質的な権利(議決権)を30%確保する。 |