日本での新型コロナウイルス感染者数や死者数が少ないことについて、「日本人のまじめさや清潔好きのおかげ」といった論調もあります。しかし、子細に振り返ると、とても褒められたものではありません。PCR検査、医療体制、ワクチンや治療薬の開発、経済対策……。その場しのぎで何とか対処したというケースが散見されます。
次の感染拡大に向けて何をすべきなのか? 第1波における日本勝利のミステリーについて徹底検証し、第2波への適切な備えについて考えていきます。
6月30日、「香港国家安全法」が施行されました。「一国二制度」の下での高度な自治が失われたとして、西側世界と中国の対立は一気に深まっています。米中経済の分離は、サプライチェーンの見直しなど、グローバル企業にも大きな変化を迫りそうです。
担当記者:石阪 友貴(いしざか ともき)
東洋経済記者。医薬品業界を担当。早稲田大学政治経済学部卒。2017年、東洋経済新報社に入社してから食品・飲料業界を担当。ラグビーと格闘技、ツーリング、ビールが好き。

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