EVでも自動運転でも先端を走るテスラ。同社は3年以内に260万円の自動車を生み出そうともくろんでいます。一部の富裕層向けの自動車メーカーから、大衆車メーカーへの脱皮の日が近づいています。
そうした中で既存自動車メーカーの盟主ともいえるトヨタ自動車はどのように動くのでしょうか。次世代自動車をめぐるメガバトルの最前線を分析しました。
機関投資家の存在感が増し、議決に影響を及ぼす例も出てきました。天馬では3人の役員選任議案を否決。経営者への監視の目がますます厳しくなるばかりではなく、機関投資家の議決権行使に対する社会の目も厳しくなりそうです。
担当記者:中野 大樹(なかの たいじゅ)
東洋経済記者。大阪府出身。早稲田大学法学部卒。副専攻として同大学でジャーナリズムを修了。学生時代リユース業界専門新聞の「リサイクル通信」・地域メディアの「高田馬場新聞」で、リユース業界や地域の居酒屋を取材。無人島研究会に所属していた。趣味は飲み歩きと読書、アウトドア、離島。自動車業界を担当。
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56ページ | ■スズキをめぐる記述 【誤】電動化技術ではエンジン駆動時に小型の電池とモーターでアシストを行うマイルドハイブリッド(MHV)しか持っておらず、環境規制への対応が課題になっていた。 ↓ 【正】電動化技術では、ハイブリッド(HV)はあるものの、EVは持っておらず、環境規制への対応が課題になっていた。 |