週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2024年4月6日号
2024年4月1日 発売
定価 880円(税込)
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【特集】株価4万円時代の「お金」超入門


株価は4万円時代。マイナス金利も解除され、経済・投資環境は一変しました。今まさに、お金について考える時間が到来しました。伴走者はその道のプロたちです。この特別な誌上講義にぜひ参加しましょう! 本特集では世界的投資家のジム・ロジャーズ氏や伝説のファンドマネジャーの清原達郎氏、投資関連本でベストセラー連発の厚切りジェイソン氏らにお金や投資についての心得をじっくり聞きました。今さら聞けない新NISAの正しいこと、違うことやグローバル企業に投資するためのキーワードも徹底解説しました。

担当記者より

特集「株価4万円時代のお金超入門」を担当した堀川美行です。今年3月4日、日経平均株価は史上初の4万円台乗せを果たしました。その2週間後の19日、日本銀行はマイナス金利の解除を決定。17年ぶりの金利引き上げを実施しました。それでも株価の上昇傾向は続いています。

金融機関などが開催する「投資セミナー」には多くの人が集まります。都内の大型書店では著名な投資家や金融ジャーナリストの書籍が平積みされています。新NISA(少額投資非課税制度)始動を追い風に投資家層は若い世代やリタイア世代などへも急拡大しているとみられます。

ただ、「浮かれてばかりはいられない」というのが、証券関係者の今の本音ではないでしょうか。1989年の年末に付けた日経平均の最高値が更新されるまで、30年以上もの時が必要になるとは兜町の誰一人さえも想像していなかったはずです。

下落局面がすぐに訪れるとは言いません。しかし、それが「いつ現実になってもいいように備えるべき」というのがプロの心得です。そのあたりの感覚に乏しいのが、投資の初心者や中級者ではないでしょうか。

だから、今こそ、お金や投資について、じっくりと考え、学んでほしいと思うのです。
今回の特集は一言で言えば、お金と投資のプロ、カリスマによる「誌上講義」。成功の理由、初心者、中級者へのアドバイスのほか、今知っておくべきキーワードなど満載です。ぜひ手に取ってみてください。

担当記者:堀川 美行(ほりかわ よしゆき)
東洋経済 記者 『週刊東洋経済』副編集長

>>週刊東洋経済編集部の制作にかける思い

目次

特集
プロやカリスマが誌上講義
株価4万円時代の「お金」超入門


PART1
お金のホントを知ろう!
[インタビュー] 世界的投資家 ジム・ロジャーズが説く 「鉄人」への道
「人の話に頼らず経験と知識を広げる」

知と金融の巨人が教えるお金の大原則
リスクコントロールの すべを身に付けよ! 出口治明

[インタビュー] 厚切りジェイソン流「増やし方」【特別編】
「いつの時代でもやることはシンプルだよ!」

[Q&A]『日本国債入門』の学者が教える 初心者のための国債・金利教室
「コンサル思考」のメソッドで考える 投資の「VS」構造が土台になる 
金融・資産運用・株式用語
お金と経済はラテン語でできている

[インタビュー] お金の哲学
・お金の向こう研究所代表・社会的金融教育家 田内 学
「お金だけあっても問題は解決しない」
・みずほ証券サステナビリティ・エバンジェリスト 清水大吾
「資本主義の仕組みを使う国になってきた 」

PART2
失敗しない株式入門
人気の中心は中小型株へシフト 4万円株価はバブルなのか
老後のためには現役時代から投資するのが賢い
[Q&A] 新NISAで正しいこと、違うこと

[インタビュー] 投資家 清原達郎 「『将来が暗い』ときこそ投資には最適である」
グローバル企業に投資するためのキーワード
トランプ再選で逆風? ESG投資の未来はどうなる?
 [インタビュー] 投資歴30年のパックンが伝授 「僕が成功した投資の5カ条を教えよう!」

PART3
知らないと「お金を失う」大問題

若者への強力な支援が必要に 人口減少社会を生きるためのカギは
日銀の金融政策は何をしている? 「借りやすさ」動かして物価決定
生成AIや広告で圧倒的な存在 ビッグテックで生き残る企業はどこか?
新サービスが次々と登場 AIの最新勢力図はこれだ!

『世界は経営でできている』著者と考える 名ばかりガバナンスはもう要らない!
世界と日本に大きなダメージ トランプ復活の衝撃度
米中貿易戦争の行方 日本にデカップリングの恩恵は?
『13歳からの地政学』著者が解説 投資の決め手は地政学だ
資本主義のルールを理解する10冊

スペシャルリポート
「脱・異次元」にサプライズなし 日銀が試される「ふつう」の政策
スウェーデンに見る物価目標の役割 33年ぶり「賃上げ率」の次
銀行 預貸・運用の環境一変
[インタビュー] レジェンドが評価 政策転換のタイミングと中身
元日本銀行副総裁、学習院大学名誉教授 岩田規久男
東京大学名誉教授、日本銀行参与 吉川 洋

連載
|経済を見る眼|社内の眠れる技術を救え|井上達彦
|ニュースの核心|経営者が“高い給料”を誇れる社会の実現を|山田雄大
|発見! 成長企業|ヒューマンテクノロジーズ
|会社四季報 注目決算|今週の4社
|トップに直撃|アイティメディア 社長 大槻利樹
|フォーカス政治|国から自治体への指示権規定の意味|牧原 出
|マネー潮流|日銀の政策反応関数は極めて複雑に|森田長太郎
|中国動態|欧州にビザを一方的に免除した中国|吉岡桂子
|財新 Opinion&News|独VWが中国新興EVとの提携関係を強化へ
|グローバル・アイ|与党敗北必至、英総選挙を襲う「EU離脱の復讐」|クリス・パッテン
|FROM The New York Times|モスクワ郊外の銃乱射テロ 米大使館が送っていた警告
|少数異見|株価最高値は「亡国」の兆し
|ヤバい会社烈伝|オレオレ新人 打率1割やけど 場外弾で帳消しや!|金田信一郎
|知の技法 出世の作法|佐藤流・情報の収集と分析の手法 52|佐藤 優
|経済学者が読み解く 現代社会のリアル|裁判官の昇進への意欲が 「迎合」を招き司法を歪める|後藤 潤
|話題の本|『心の病気はどう治す?』著者 佐藤光展氏に聞く ほか
|名著は知っている [新連載]古典は「ノイズ」に なぜ働くと読書できない?
|社会に斬り込む骨太シネマ|『猫と私と、もう1人のネコ』
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