週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2024年9月14日号
2024年9月9日 発売
定価 900円(税込)
JAN:4910201320943

【第1特集】株の道場 乱高下でも勝てる株

8月初旬に急落しヒヤッとした株式市場ですが、その後の回復は早く進みました。まだ不安定な展開が続いているものの、日本株への先高期待が途絶えていないならば今は絶好機といえそうです。本特集は、『会社四季報』2024年4集秋号(9月13日発売予定)の先取り情報を中心に、成長期待の高い中小型株など、有望銘柄探しにお役立ていただける情報を満載しました。テンバガー(株価10倍銘柄)の見つけ方など、株式投資のヒントも紹介しています。ぜひ、参考にしてください。
 

【第2特集】狙われたセブン&アイ


カナダ同業大手からの買収提案で厳しく問われる「成長戦略」の中身。
<10/31まで>1年プランが今なら51%OFF!定期購読キャンペーン実施中

<10/31まで>1年プランが今なら51%OFF!定期購読キャンペーン実施中

担当記者より

特集「株の道場 乱高下でも勝てる株」を担当した山本直樹です。3カ月に一度、『会社四季報』が発売される前に先取り情報をお届けする定番特集となります。

特集制作が佳境を迎えつつあった8月5日に、日経平均株価は過去最大の下落幅を記録しました。バブル崩壊以降、“~ショック”と呼ばれる下落相場を見慣れているはずの私も、今回の下げっぷりには唖然としました。

株式市場はいったん回復に向かった後、不安定な動きとなっていますが、市場関係者からは悲観的な声はそれほど聞こえてきません。その背景には、①日本は米中対立に伴う地政学的メリットを受ける、②株主還元の強化など株価を意識する経営者が増えた、③日本企業の収益力が向上している、など日本株を取り巻く環境が好転していることがあります。

今後もこれらのシナリオが崩れなければ、日本株にはまだ先高期待を持てそうです。株式投資の醍醐味といえば成長株選び。今回の特集では、『会社四季報』2024年4集秋号(9月13日発売予定)の先取り情報を中心に、成長期待の高い中小型株など、有望銘柄探しにお役立ていただける情報を満載しました。テンバガー(株価10倍銘柄)の見つけ方など、株式投資のヒントも紹介しています。ぜひ、参考にしてください。

担当記者:山本直樹(やまもと なおき)
『オール投資』、『会社四季報』などを経て、現在は『週刊東洋経済』編集部。

>>週刊東洋経済編集部の制作にかける思い

目次

第1特集
株の道場 乱高下でも勝てる株
日本株の先高期待はまだ強い 成長見通しは崩れていない
[インタビュー]エコノミスト、グローバルストラテジスト エミン・ユルマズ
 「秋以降に一波乱あっても 長期上昇シナリオは不変」
株式投資 今さら聞けない6つの疑問

四季報「秋号」先取りランキング 最新の秋号予想でお宝銘柄を探そう
上方修正101(上方修正額51・上方修正率50)
四季報強気予想100(四季報強気額50・四季報強気率50) 
高成長続く有望中小型株50
最高益続く割安中小型株50
最高益で高配当利回り50
久しぶり最高益50
親子上場解消で狙い目の銘柄
[インタビュー]Xフォロワー20万人超の個人投資家 RINGさんに情報収集のコツを聞いてみた

会社四季報「秋号」から 取れたてサプライズ12銘柄
HBM、防衛、高級・高価格… 「秋号」で見つけた有望テーマ株
伝説の編集長直伝 四季報は「秋号」が面白い 「上方修正」予備軍がごろごろ見つかる
株価10倍も夢ではない! テンバガーの見つけ方教えます
間もなく米大統領選 日本株にも人気が波及 「もしトラ」「もしハリ」本命銘柄はコレだ!
『株式ウイークリー』編集長が注目 今が狙い目! 高成長期待の6銘柄
個人投資家の追随買いにも勝機 アクティビストが株主の銘柄を狙え
衝撃のリニューアル! 「会社四季報オンライン」×「業界地図デジタル」 業界研究を株式投資に生かす

第2特集
狙われたセブン&アイ
日米の人材とノウハウを結集 動き出した海外戦略の成否
「ガソリンバブル」後の戦略は? 拡大牽引の北米に異変
[インタビュー]グループトップとキーマンに直撃
 セブン&アイ・ホールディングス社長 井阪隆一「リスクを取り日米以外でも成長の絵描く」
 セブン-イレブン・インターナショナル社長 若林 健「最優先は欧州、《質》強みに世界進出加速」

NEWS&TOPICS最前線
悪質なM&Aは「許さない」 中企庁が指針を抜本改訂
バイオ燃料最終投資決定も 残るユーグレナの重い課題
iPhone高騰で商機 活況続く中古スマホ市場


連載
|経済を見る眼|「古い経験」は技術革新時代でも宝の山だ|柳川範之
|ニュースの核心|時代に逆行? 鉄鋼大手が石炭権益を買う理由|山田雄大
|トップに直撃|ウェザーニューズ 社長 石橋知博
|フォーカス政治|自民と立民の代表選が背負う課題|山口二郎
|マネー潮流|ハリス政権が日本経済にベターか|木内登英
|中国動態|中国軍機 初の日本領空侵犯の謎|小原凡司
|財新 Opinion&News|中国人訪日客数、「コロナ前の7割」が続く背景
|グローバル・アイ|独裁者を震わすZ世代「怒りのマグニチュード」|ビナイファ・ナウロジー
|Inside USA|シリコンバレー分断か? トランプ支持の仕掛け人|会田弘継
|少数異見|関西企業は北陸経済圏を失うだろう
|シンクタンク 厳選リポート|
|ヤバい会社烈伝|JR東日本 「客を鍛える」って そんなのありか!|金田信一郎
|知の技法 出世の作法|佐藤流・情報の収集と分析の手法 73|佐藤 優
|経済学者が読み解く 現代社会のリアル|「無料」をどう分析するか? モバイルアプリの価格競争|川口康平
|話題の本|『100兆円の不良債権をビジネスにした男』 著者 川島 敦氏に聞く ほか
|名著は知っている|『星の王子さま』[下編]
|社会に斬り込む骨太シネマ|『教えて? イヌのココロ』
|ゴルフざんまい|世界に実力を示したパリオリンピック|小林浩美
|PICK UP 東洋経済ONLINE|
|編集部から|
|次号予告|