特集「半導体 異変」を担当した二階堂遼馬です。IoTや5G、Web3など過去にいろいろなテクノロジー系の企画を手がけてきましたが、産業分野は別として、個人として日々の生活で実感する機会は正直少なかったように思います。
しかしAI(人工知能)については、いよいよ日常生活に入ってきたことを感じます。推論機能を備えたチャットGPTはグーグル検索よりも的確な情報を導きますし、会社での使用が認められたノートブックLMはあまりにもきれいに情報を整理してくれます。
かつてガラケーでiモード、スマホでLINEが使われ始めたように、次なるパラダイムが来る予感をひしひしと抱きます。本特集で取り上げた半導体の需要動向も、その帰趨によるところが大きいでしょう。
しかしAIの普及に、そこまで確信を持つのはなぜか? チャットGPTの共用アカウントで、「夫のイライラ解消法」という質問を見つけてしまったというのは内緒の話です。
担当記者:二階堂 遼馬(にかいどう りょうま)
解説部記者。米国を中心にマクロの政治・経済をカバー。2008年東洋経済新報社入社。化学、外食、ネット業界担当記者と週刊東洋経済編集部を経て現職。週刊東洋経済編集部では産業特集を中心に担当。

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