「苦」を「快」に変える力
◆帯コピー
94歳、今こそ青春!
地獄の戦場体験、2度の死の宣告など、波乱の前半生を生き抜き、
時宗法主に就任(一遍上人から74代目)。
94歳の今も法主として全国を飛び回り、多くの人々に感動を与えている著者が初めて公開する、
歳を重ねるほど、喜びに満たされる生き方。
◆著者からのメッセージ
本書で説くように、「諦めて、あきらめない」覚悟を持てば、他力(たりき)不思議の力でもって救われるのです。
この仏教の真理さえしっかり胸に持っていれば、人生は必ず開けるのです。
私は、自分の94年間の人生を通して、それを実証してきたのだと思っています
◆主要目次
第一部 「苦しみ」から「喜び」の人生へ ――人生は苦しいのが当たり前
第一章 貧乏寺での出生、そして戦地へ ――青春なき青春時代
第二章 二度の死の危機を乗り越えて ――思いがけない法主就任
第二部 どんなときでも道は開ける ――現世を力強く生き抜くための一問一答
第三部 十二快健康法 ――心身の健康長寿を保つために
◆著者略歴
時宗法主・遊行74代
総本山・遊行寺57世
大正8年、愛知県矢作町(現・岡崎市)の誓願寺にて出生。ビルマ、インドネシア、ニューギニアなどで地獄の戦場体験や抑留生活を経験。2度の死の宣告から奇跡的に回復。その後、住職を務めながら幼稚園長や岡崎市議会議員4期(4期目は議長)を務める。このほか数多くの社会活動に従事し勲五等双光旭日章はじめ受賞多数。平成9年から、時宗総本山の主要な重職を歴任。平成15年、異例の抜擢を受け、一遍上人から数えて74代目の時宗法主となり、道号を他阿真円とする。戸籍名・加藤円住。