まえがき
第1章 古書の海に溺れて
1 トーマス・マンの
署名本をめぐる冒険
2 戦後最キョウ仰天本
『醗酵人間』 降臨!
3 『醗酵人間』 復活への
遥かなる道のり
4 二六五万円の辞典の思い出
column
痕跡本あれこれ(1)
第2章 探偵小説と歩み始めた我が古本人生
1 日本探偵小説史を
決定付けた二つの作品
2 我が古書道人生のスタート
3 『怪人ジキル』との出会いが無間地獄の入り口だった
4 満州で刊行された幻の探偵小説
5 古本人生最大の危機
column
ある古本屋の思い出
第3章 日本仰天本
1 日本文化にも影響を与えた日本探偵小説の祖
2 文豪、UFO問題に挑戦!?
3 大衆文学キングが描くモンスター小説!
4 キング・コングについてもう少々
5 ツチノコブームの火付け役
6 「不倫」と「創造」と「雪男」?
column
痕跡本あれこれ(2)
第4章 海外 仰天本
1 スターリンに喧嘩をふっかけた男
2 哲学者vs.エスパー『視霊者の夢』
3 ハックルベリー・フィンがコレラ菌に!?
4 「ディクスン・カー本」蒐集の面白さ
column
音楽に歴史が刻まれるとき
column
著者は名詮自性?
第5章 ひたすら 仰天本
1 桃太郎暗殺計画
2 高度経済成長期日本をオナラで席捲した屁道マスター
3 アジアが世界を転覆させる!?
4 哀れポーの名詩がヘンテコホラーに変貌!
5 オペラと落語が兄弟!?
column
夜の神保町