本当の「やりたいこと」が見つかるハカセのマーケティング講義
◆「マーケティングって、『モノを売るだけ』だと思ってた」◆
マーケティングの考え方で、本当の「やりたいこと」が見えてくる。
高校生から大人まで、すべての人を応援する働きかた小説。
「こうありたい、っていう理想が、かっこよく目立つ存在である必要はないよね」
◆著者からのメッセージ◆
幸せに働きたい。月曜日の朝に目が覚めたら、
これから始まる1週間にワクワクしているような仕事がしたい。
出世なんてしなくても、有名にならなくてもいいから、
本当の「やりたいこと」を見つけ、
それを誰にも壊されないような働きかたを見つけたい。
この本はそう思っている人に向けて書きました。
そんな「幸せな仕事」が見つからないのは、
「見つけるための方法」を知らないから、かもしれません。
私は、その方法を、自分の個性を磨くことと、
誰かの役に立つことを両立させるマーケティングの考え方から学びました。
たとえば個性を磨くことは「差別化」、
誰かの役に立つことは「ニーズ」という考え方が、それを教えてくれました。
この本は、ちょっと変わった先生の講義を通じてそんな考え方を学ぶことで、
3人の男女がそれぞれの幸せな仕事を見つけるまでの物語を描いた「小説」です。
さあ、ページをめくって物語の世界に飛び込んでみてください。
それが「幸せな仕事」を見つけるはじめの一歩です。
◆マーケティングの考え方は、こんな「キャリアの悩み」を解決してくれる!◆
・「ささいな良いところ」をプロとしての強みに育てる:差別化と同質化
・「実力はあるのにアピールが下手」から卒業:ホワット・トゥー・セイとハウ・トゥー・セイ
・評価されるために「思い出される」人になる:セイリエンス
・英語、プレゼン、論理思考……「どの力を伸ばせばいいか」わかる:Kanoモデル
・「個性を見つける」と「誰かの役に立つ」を両立:パーパス
◆本書のあらすじ◆
冴えない平社員の主人公・一郎は、社長のアシスタント・アコさんから、
憧れの桃太郎社長が「昔は最低評価のダメ社員だった」と聞かされる。
何が桃太郎社長を変えたのか? アコさんはこう答える。
「ハカセのマーケティング講義」
その日から、バー「とまり木」を舞台にハカセとアコさんの講義が始まる。