小説 糖質制限食
◆前帯コピー
糖質は人類にとって
神か仏か、悪魔か鬼か。
乱歩賞作家が問う、いま話題の糖質制限!
◆後帯コピー
美人料理研究家・水谷有明(みずたに ありあ)は、大手スーパーチェーンの社長・城田洋(しろた ひろし)から、全国的に展開する和食レストランのメニュー監修を依頼された。キャリアアップを狙う有明にとって大きなチャンスだった。しかし、父親の糖尿病発症で食事療法「糖質制限食」を知り、炭水化物を中心とした和食メニューに疑念を抱くようになる。そんな有明の前に、主食を転換することの危険性を説く城田の理想が立ちはだかった。
人類は何を食べてきたのか、主食とは何か、さらに文化を築いたものとは。人類史の謎に挑む「食」のミステリー。
◆前ソデコピー
食べることは生きること、そして生きることとは──。
料理研究家・水谷有明(みずたに ありあ)の葛藤。