甘い罠

小説 糖質制限食

鏑木 蓮著
2013年1月25日 発売 在庫なし
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492061893 / サイズ:四六/上/256

◆前帯コピー

糖質は人類にとって
神か仏か、悪魔か鬼か。
乱歩賞作家が問う、いま話題の糖質制限!


◆後帯コピー

美人料理研究家・水谷有明(みずたに ありあ)は、大手スーパーチェーンの社長・城田洋(しろた ひろし)から、全国的に展開する和食レストランのメニュー監修を依頼された。キャリアアップを狙う有明にとって大きなチャンスだった。しかし、父親の糖尿病発症で食事療法「糖質制限食」を知り、炭水化物を中心とした和食メニューに疑念を抱くようになる。そんな有明の前に、主食を転換することの危険性を説く城田の理想が立ちはだかった。
人類は何を食べてきたのか、主食とは何か、さらに文化を築いたものとは。人類史の謎に挑む「食」のミステリー。


◆前ソデコピー

食べることは生きること、そして生きることとは──。
料理研究家・水谷有明(みずたに ありあ)の葛藤。

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概要

糖質制限食を知り、米中心のメニューに疑問を持つ美人料理研究家の葛藤を通して「食」の真実を描いた、乱歩賞作家によるミステリー。

目次

第一章 現在・ひとは何を食べているのか
第二章 過去・ひとは何を食べてきたのか
第三章 未来・ひとは何を食べていくのか
 

著者プロフィール

鏑木 蓮  【著】
かぶらぎ れん

1961年、京都市生まれ。2006年、『東京ダモイ』にて第52回江戸川乱歩賞を受賞。主な作品に『屈折光』『思い出探偵』『白砂』『救命拒否』『見えない鎖』『真友』『しらない町』『時限』がある。自らも約5年間糖質制限食を体験し、本書を書くに当たっては正反対の高炭水化物食(玄米食)も実験中。