昭和25年に初版が刊行された金融のスタンダード・テキストの最新改訂版。
今回の改訂では、リーマン・ショック後の非伝統的金融政策、それと両輪をなす「プルーデンス政策」について、近年の金融危機との関連を踏まえて全面的に改訂、また金融政策と切り離せない財政政策についても大幅に見直した。また「国際金融」についてはサブプライム問題、ギリシャ危機とユーロの動揺、東アジアの通貨協力や人民元の改革なども織り込んだ。
理論・制度・歴史をバランスよく解説した学生・社会人どちらも使える入門テキスト。
第1章 金融とはどういうことか 第2章 金融業務 第3章 金融機関 第4章 金融市場と金利 第5章 デリバティブと証券化 第6章 企業金融と消費者金融 第7章 資金循環 第8章 決済システム 第9章 金融政策 第10章 プルーデンス政策 第11章 金融制度の改革 第12章 外国為替 第13章 国際金融 第14章 金融経済理論