仕事の経済学(第3版)
本書は、初版刊行以来、10数年にわたって多くの読者を獲得してきた。「知的熟練」と「長期の競争」の重要性を指摘する著者独自の理論は「小池理論」と名づけられ、時代の動きに流されることなく、生き続けてきた。仕事の仕方、仕事能力の形成に光をあてることを基本として著者が、本書では人事・労働経済に関するテーマを幅広く網羅している。今回、資料を全面的に改め、かつ「フリーター」等最近のテーマにもふれる。
序説 さまざまな労働者グループ 第1章 知的熟練 第2章 大企業労働者のキャリア 第3章 大卒ホワイトカラーの人材開発 第4章 報酬Pay?年功賃金か 第5章 長期雇用と解雇 第6章 現代の理論 第7章 中小企業労働者 第8章 女性労働者 第9章 高年労働者とフリーター 第10章 海外の日本企業 第11章 働く場での労働組合 第12章 マクロの労働経済 第13章 基礎理論と段階論