不均衡発展の60年

井手 正介著
2005年11月5日 発売
定価 3,740円(税込)
ISBN:9784492394502 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:312

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概要

奇跡と呼ばれた日本の経済成長は、民間企業の「価値破壊」経営によって推進された。この不均衡発展を実証するとともに、始まりつつある「価値創造」経営への転換ビジョンを示す。

目次


第1)部 経済システムと価値創造パフォーマンス
第1章 ミクロ資本主義対マクロ資本主義
第2章 戦後日本経済の不均衡発展の軌跡

第2)部 金融システムと国際競争
第3章 日本型資本主義と企業財務
第4章 わが国の株式保有構造
第5章 国際競争の手段としての「低収益戦略」
第6章 わが国の株価形成(1)額面発行時代
第7章 わが国の株価形成(2)時価発行移行後
第8章 資本コストの国際比較

第3)部 日本型資本主義の評価と破綻過程
第9章 キャッチアップモデルとしての評価と限界
第10章 間接金融システムの破綻

第4)部 新しい発展段階を迎えた日本経済
第11章 株主価値重視経営の定着と浸透する資本コスト概念
第12章 低収益経営との歴史的訣別
第13章 1990年代以降の株価形成

第5)部 新しいガバナンス・システムの構築
第14章 アメリカにおけるガバナンス改革
第15章 「何のための、誰のための企業経営か」