序 章 増加するM&Aをいかに読み解くか―分析視角と歴史的パースペクティブ/宮島英昭 第1章 M&Aはなぜ増加したのか/蟻川靖浩、宮島英昭 第2章 外資によるM&Aはより高いパフォーマンスをもたらすのか /深尾京司、権赫旭、滝澤美帆 第3章 メガバンクの誕生―市場はいかに評価し、効率性はどう変化したのか /家森信善、播磨谷浩三、小林毅 第4章 完全子会社化はどのようなときに行われるか/菊谷達弥、齋藤隆志 第5章 従業員の処遇は悪化するのか―M&Aと雇用調整/久保克行、齋藤卓爾 第6章 どの企業が敵対的買収のターゲットになるのか/胥鵬 第7章 グローバル競争優位の構築と転移―日本電産のM&A戦略/渡邉渉、天野倫文 第8章 統合フルサービス化による補完性の実現―通信部門のM&A/神野新 第9章 相互学習による価値の向上―自動車産業におけるM&A /ダニエル・アルトゥーロ・ヘラー、藤本隆宏 第10章 大胆な事業売却―雪印の経営再建戦略/柳川範之、大木良子 終 章 日本のM&Aの国際的特徴と経済的機能は何か―本書の総括と展望/宮島英昭