日本企業の活路はアジアにある!
アジア諸国は「世界の成長エンジン」「巨大消費市場」とひとまとめに語られるが、発展段階の違いなど多様性に富んでおり、それを理解した上で、拠点配置の最適化を目指した総合的な地域戦略を描くことが重要である。
本書では、中国、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、タイ、ベトナム、そしてミャンマー、カンボジアのアジア11カ国の投資環境(投資先としての魅力、現地当局の投資誘致方針、投資に関する留意点)、労働事情・リスク管理、現地での生活事情を網羅。すでに現地に進出している日本企業の成功例や失敗例、また現地でのビジネスの慣例、政府(行政)担当者や企業との付き合い方、現地の人の気質・嗜好や生活実感などの駐在員のリアルな実体験まで情報が満載されている。アジアの11カ国へ進出し、グローバルビジネスの展開を考える企業人必携の一冊。
第1章中国:課題を抱えつつも、引き続き成長が見込める巨大市場 1.中国の投資環境 2.中国の労働事情、リスク管理 3.中国の現地での生活事情 4.中国国内の地域別の状況 資料編:中国 第2章インド:内需主導型の経済成長、潜在力ナンバーワンの巨大市場 1.インドの投資環境 2.インドの労働事情、リスク管理 3.インドの現地での生活事情 資料編:インド 第3章インドネシア:存在感を増すアセアンの大国 1.インドネシアの投資環境 2.インドネシアの労働事情、リスク管理 3.インドネシアの現地での生活事情 資料編:インドネシア 第4章マレーシア:バランスのよさで"ナンバーワン"の国 1.マレーシアの投資環境 2.マレーシアの労働事情、リスク管理 3.マレーシア現地での生活事情 資料編:マレーシア 第5章フィリピン:再評価される若い労働力 1.フィリピンの投資環境 2.フィリピンの労働事情、リスク管理 3.フィリピンの現地での生活事情 資料編:フィリピン 第6章シンガポール:地域統括の条件が揃い、良好なビジネス環境 1.シンガポールの投資環境 2.シンガポールの労働事情、リスク管理 3.シンガポールの現地での生活事情 資料編:シンガポール 第7章 韓国:韓国グローバル企業とともに世界へ打って出る 1.韓国の投資事情 2.韓国の労働事情、リスク管理 3.韓国の現地での生活事情 資料編:韓国 第8章タイ:アセアン製造業の中心国 1.タイの投資環境 2.タイの労働事情、リスク管理 3.タイの現地での生活事情 資料編:タイ 第9章ベトナム:チャイナプラスワンの最右翼 1.ベトナムの投資環境 2.ベトナムの労働事情、リスク管理 3.ベトナムの現地での生活事情 資料編:ベトナム 第10章カンボジア:タイ・ベトナムの成長とともに発展 1.カンボジアの投資環境 2.カンボジアの労働事情 3.カンボジアの現地での生活事情 資料編:カンボジア 第11章ミャンマー:アセアン最後の潜在投資大国への期待と課題 1.ミャンマーの投資環境 2.ミャンマーの労働事情、リスク管理 3.ミャンマーの現地での生活事情 資料編:ミャンマー 付録 アジア各国の基本情報、アジア各国の経済:基礎データ
三菱東京UFJ銀行国際業務部
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