中国で勝つ10の原則と50の具体策

尹 銘深著
2011年9月23日 発売
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492502242 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:200


数多くの大企業の社長を感嘆させた講演が、
ついに書籍化。



一般読者には伝わらなかった筆者の理論を、本書で初めて開示。





日本企業は中国市場で苦戦をしている。激変する中国への理解が足りないこと、戦略が間違っていること、人材がいないことなどが原因である。現在の中国に対する正しい知識を持つことができれば惑うことはなく、中国で勝つ智慧を持つことができれば懼れることはない。日中経営者フォーラムで日本大企業の社長たちを感嘆させた、中国最高のコンサルタントによる「中国でビジネスを成功させるための」教えを、本邦初公開。長谷川閑史(武田薬品工業社長)、前田新造(資生堂会長)、浅野茂太郎(明治社長)、森正勝(アクセンチュア元社長)、吉岡浩(ソニー副社長)ら、日本のトップ経営者が絶讃したバイブル!




【推薦の辞】




長谷川閑史(武田薬品工業株式会社 代表取締役社長)

本書は、広大で重層な構造を持つ中国の歴史から現在を紐解き、未来を予測する筆者の分析と洞察が凝縮されている。21世紀の成長市場となったアジア諸国で、日本企業がグローバル・ビジネスを展開する上での実践的な戦略書である。



前田 新造(株式会社資生堂 代表取締役会長)

中国でビジネスを展開する日本企業に「自信」と「勇気」を与えてくれる。紹介される多くの事例を自社の戦略・戦術と照らし合わせて欲しい。まさに「目から鱗が落ちる」思いにさせる好著だ。



浅野茂太郎(株式会社明治 代表取締役社長)

日中双方の事業に精通し、「日中経営者フォーラム」を主催するなど日中経済界の架け橋といえる尹銘深氏による本書は、実例を基に多くの具体策が示され、中国事業で成功するために大変参考になるものである。



森 正勝(国際大学 学長・アクセンチュア株式会社 元代表取締役社長)

本書は著者自身の洞察、グローバル・ビジネスの経験、調査分析を加えて集大成されている。グローバルリーダーの育成は日本の国、企業にとって喫緊の重要課題である。この本は成長し続ける中国需要を取り込む為に不可欠な素晴らしい指針を提供してくれている。



吉岡 浩(ソニー株式会社 執行役副社長)

日本と中国の違いが何に根付いているものなのか、事例によって非常にわかりやすく解説されている。特にスピード感に関する記述は"目から鱗"かもしれない。多くの読者に内容を理解して中国においても成功して頂きたい。


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概要

中国でビジネスを成功させるためにはどうすればいいか。日中経営者フォーラムで日本の大企業の社長たちを感嘆させた中国最高のコンサルタントの教えを、本邦初公開。

目次


原則1 日中市場の特質、マネジメントスタイルの
      違いを理解した上で行動する
原則2 日本で成功したビジネスモデルをそのまま
      中国に当てはめてはいけない
原則3 激変する現代中国の実像をつかみ、
      先見の明を持つ
原則4 さまざまなステークホルダーの需要をとらえ、
      矛盾の中でバランスをとる
原則5 日本本社と中国現地法人が一体となり迅速に取り組む
原則6 現地人材を惹きつけ、魅了し、やる気にさせる
原則7 迅速かつ賢明な意思決定をし、戦略的に行動する
原則8 情に流されない
原則9 商談、交渉においては、周到な準備をした上で
      根気強く駆け引きをする
原則10 中国社会の動向を把握し、リスクに備え、
      公的危機を最小化する

著者プロフィール

尹 銘深
Chaeles Yin

ワールドワイド・シティ・グループ最高経営責任者。
アメリカ、中国、日本、シンガポールにて20年以上にわたり、グローバル企業の経営と改革をリードしてきた経験を持つ。大連生まれ。同済大学工学部卒業後、中国政府政策決定機関に勤務。その後日本で国際大学にて国際経営学修士を取得。ニューヨークにて、シティバンク、レミーマルタン等、グローバル企業のアジア市場開拓及び参入戦略の経営コンサルティング業務を行い、クライアント各社に飛躍的な成長をもたらした。

後に、富士ゼロックスにてアジアデジタル戦略及び中国事業再編と販売体制の改革を成功させた。現在、中国を中心とした優良企業の投資と育成に邁進するとともに、 消費財、IT、通信、医薬、メディアなど、多数の大手企業のアドバイザーを務めている。『日中経営者フォーラム』等の公益活動を通し、アジア発のグローバル・リーダーの育成と社会貢献に力を入れている。

『日中経営者フォーラム』URL:http://www.cjforum.org