創業300年、奈良の小さな老舗から全国展開まで。
現代的マネジメントとブランディングで伝統産業を蘇らせる!
著者の中川政七(中川淳)は、2002年に家業に転職し、その後の15年で製造から小売まで、業界初のSPAモデルを構築し、「遊中川」「中川政七商店」「日本市」など、工芸品をベースにした雑貨の自社ブランドを確立してきた。現在、全国に約50の直営店を展開している。また、工芸分野の経営コンサルティング事業を行い、日本各地の企業・ブランドの経営再建に尽力している。そのミッションは、「日本の工芸を元気にする!」ことにある。ポーター賞、日本イノベーター大賞を受賞した、今、最も注目される若手経営者が格闘し挑み続けた15年の記録と、未来への構想。