ニッチ

新しい市場の生態系にどう適応するか

ジェームズ・ハーキン著/花塚 恵訳
2013年1月18日 発売 在庫なし
定価 1,980円(税込)
ISBN:9784492522073 / サイズ:四六/上/264

「大衆」はどこへ消えたのか? 大衆が消えた後、企業はどこに狙いを定めればいいのか? 
これまでの延長で考えても、答えはでない。

以下のような疑問に答えながら、ニッチを見つけ、育てることの重要さを示す。
これからのマーケティングのトレンドを示す一冊。

なぜGAPは顧客を失い、アバクロの戦略は機能したのか?
ブック・オブ・ザ・マンス・クラブの成功と衰退は、市場のどんな変化を反映しているのか?
なぜ、デモグラフィックデータの分析では顧客を捉えきれなくなったのか?
『風と共に去りぬ』を大ヒットに押し上げたマーケティングは、なぜ通用しなくなったのか?
モレスキン、スタバ、アップルはなぜ顧客に愛されるのか?
HBO(アメリカのケーブルテレビ会社)は、なぜ「セックス・アンド・ザ・シティ」などの
人気作品を放送できているのか?

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概要

モレスキン、スタバ、アップルはなぜ熱烈なファンを味方にし、大成功を収めたのか?小さな市場を見つけ、育てるためのヒントを示す。

目次

はじめに 真ん中が失われてギャップが生まれた

第1章 市場から「大衆」が消えた――怪物企業の支配は終わった

第2章 次のターゲットはどこか?――市場を細分化する怪物たち

第3章 主流の下は宝の山?――モグラになる怪物たち

第4章 与えても見向きもされない――タカになった消費者

第5章 タカはどこに舞い降りるのか?――生態系が変わればニッチも変わる

第6章 熱狂的なファンの群れ――類は友を呼ぶ

第7章 隣の群れは何の群れ?――ニッチに潜む問題点

第8章 カルトを育てる

著者プロフィール

ジェームズ・ハーキン  【著】
じぇーむず・はーきん

消費者や社会の変化を追跡し、未来予測に役立つツールやアイデアを提供している。マーケティングのコンサルティングも行っている。フィナンシャル・タイムズやガーディアンに定期的に寄稿。日本語に翻訳された著書に『サイバービア』がある。

花塚 恵  【訳】
はなつか めぐみ

英国サリー大学卒業。企業内翻訳者を経て現職。主な訳書に『なぜビジョナリーには未来が見えるのか?』『Plan B』『ひらめきトレーニング』『最強マフィアの仕事術』『「習慣で買う」のつくり方』など。