気鋭の人事戦略家が説く、 明るい職場を取り戻すための処方箋
ベストセラー『はじめての課長の教科書』の著者の最新刊。どうせ仕事をするなら、明るい職場がいい。……この考え方は間違っています。明るい職場の意義は、「どうせ仕事をするなら」という小さなレベルではなく、経営にとって最重要の課題です。
経営は「絶対に明るい職場をつくる必要がある」。これからの上司にとって、明るい職場づくりにコミットすることが重要な仕事になります。日本企業を襲う「職場コミュニティーの弱体化」問題を、気鋭の人事戦略家が、ITや心理学を活用することによって、モチベーションを高め、解決を図る、明るい職場を取り戻すための明日からすぐに実践できる具体的な処方箋を提供します。
第1章 ご機嫌な職場はなぜ失われたか ~「職場コミュニティー」弱体化の背景 第2章 ご機嫌な職場をつくるために ~「職場コミュニティー」開発の理論 第3章 ご機嫌な職場のつくり方 ~「職場コミュニティー」開発の実践
酒井 穣
さかい・じょう
フリービット株式会社 取締役(人事担当 / 長期戦略リサーチ担当)
特定非営利活動法人NPOカタリバ 理事
1972年、東京生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。Tilburg大学TiasNimbasビジネス・スクール経営学修士号(MBA)首席(The Best Student Award)取得。
商社勤務の後、オランダの精密機械メーカーにエンジニアとして転職し、オランダに移住。特許訴訟を機に知的財産権部に異動し、米国、日本、韓国における複数拠点同時の訴訟対応をはじめ、技術マーケティングや特許ポートフォリオの管理を担当する。
オランダの柔軟な労働環境を活用して、知的財産権部での仕事に取り組みつつも、2006年末に各種ウェブ・アプリケーションを開発するベンチャー企業であるJ3 Trust B.V.を創業し、最高財務責任者(CFO)としての活動を開始。2009年4月、8年8カ月を過ごしたオランダを離れ、フリービットに参画するために帰国。帰国後は、東京大学(Learning Bar)や慶應MCC(ラーニングイノベーション論、夕学五十講)、中央大学MBAなどでゲスト講師も担当。
主な著書は『はじめての課長の教科書』『あたらしい戦略の教科書』(ともに、ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト』(光文社新書)、『これからの思考の教科書』(ビジネス社)、『ビジネス英会話のプロがやっているシンプル英語学習法』(PHP研究所)など。
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