CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる

J.C.カールソン著/夏目 大訳/佐藤 優解説
2014年6月27日 発売
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492533383 / サイズ:四六/並/360

インテリジェンスの技法をビジネスマン向けに解説した「最高のビジネス実用書」がついに日本初上陸!

インテリジェンスのプロ中のプロである佐藤優氏がここまで絶賛した本はかつてなかった!「こんな本は今までなかった。日本語で読める最高の1冊だ」

【1】CIA諜報員の極秘スキルをビジネスマン向けに解説!
●人脈を築く────勝負は「二度目の会合」で決まる
●交渉する─────参加者は最小限に抑え、「中間地帯」で顔を合わせる
●チームを作る──共食いする「サメ」のような人物は排除する

【2】人に強くなる「対人の技法」をわかりやすく解説!
●話を聞き出す───自分から情報を与え、会話の断片をつなぎ合わせる
●心理を見抜く───相手の動機を知る、動機は「弱み」になる
●信頼を勝ち取る──どんな状況でも不要なウソは決してつかない

【3】佐藤優氏自ら約30ページ解説!冒頭「本書を推薦する」、巻末「解説」付き!
●「インテリジェンスの技法をビジネスに活かすという触れ込みの本はいくつかあるが、間違いなく日本語で読める最高の1冊だ。これ以上わかりやすく書かれた本を私は知らない」(p5「本書を推薦する」)
●「本書の技法を身につければ、読者の実務能力が向上することは間違いない」(p6「本書を推薦する」)
●「CIAをはじめとした米国のインテリジェンス・スキルが、一部の天才にしかできない高度な職人技ではないからこそ、一般のビジネスパーソンにとっては参考になるのだ」(p342「解説」)

CIAで 10年ほど秘密任務に従事し、活躍した伝説の諜報員。
「スターバックス」「バクスターインターナショナル」「テクトロニクス」など有名企業での勤務経験もあるからこそ書けた1冊!

驚くほど読みやすい!夢中になって読める面白さ!
そして、ビジネスにも実生活にも役に立つ!

こんな本、今までなかった!待望の日本初登場!

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概要

話の聞き出し方、人物の見抜き方、信頼の築き方、説得術、人脈構築術…諜報員のテクニックをビジネスマン向けに解説。驚く面白さ!

目次

【第Ⅰ部 CIA諜報員の基本テクニックを身につける】
第1章 CIA諜報員のテクニックはビジネスに活かせる
第2章 CIA諜報員が身につけている基本テクニック───話の聞き出し方、人物の見抜き方、信頼関係の築き方
第3章 内外の敵から情報を守る技術───スパイ行為にどう対抗するか
【第Ⅱ部 CIAの組織能力に学ぶ】
第4章 CIAが実践している採用・人事戦略───なぜCIAは優秀な人を安い報酬で雇えるのか?
第5章 CIA諜報員が不要なウソをつかない理由───倫理的にふるまうことは自分に利益をもたらす
第6章 CIAが実践している危機管理術───なぜCIAは9・11直後から素早く、また柔軟かつ前向きに危機対応ができたのか?
【第Ⅲ部 CIA諜報員のテクニックを応用する】
第7章 CIA諜報員が実践している説得術───人脈構築術から交渉術まで
第8章 業者に不祥事を起こさせないために───サプライチェーンでの諜報活動
第9章 敵と関わる技術、敵を味方にする技術───社内での競争、他社との競争にどう勝つか

著者プロフィール

J.C.カールソン  【著】
J.C.かーるそん

作家。元CIA諜報員。大学卒業後、スターバックス、バクスターインターナショナル(製薬会社)、テクトロニクス(計測器メーカー)などの名門企業を渡り歩いたあと、CIAに入局。諜報員として10年近く勤務したのち、退職し、作家に転身。著書に『マントとヴェール(Cloaks and Veils)』(未邦訳)などがある。

夏目 大  【訳】
なつめ だい

1966年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。大手メーカーにSEとして勤務したあと、翻訳家に。現在、翻訳学校フェロー・アカデミーの講師も務める。『人類が絶滅する6のシナリオ』(河出書房新社)、『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 3』(共訳、早川書房)、『ぼくとビル・ゲイツとマイクロソフト』(講談社)など訳書多数。

佐藤 優  【解説】
さとう まさる

作家。元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了。
2005年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。2006年に『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。著書に『読書の技法』『獄中記』『交渉術』『外務省に告ぐ』『人に強くなる極意』、共著に『子どもの教養の育て方』など多数。