ライフネット生命の
共感を生むマーケティング
開業3年で株式上場、支持率1位(民間生保)、契約件数10万件を達成したベンチャー生保、ライフネット生命。「認知度なし」「予算なし」「先行する大手競合あり」の状況から出発し、いかにして「生保一の愛され企業」を生み出すことができたのか?
スターバックスコーヒーの日本進出を成功させた凄腕マーケターが、ライフネット生命での実例をもとに、「共感を生むマーケティング」のノウハウを初公開する。
第1章 会社を好きになってもらおう ――ライフネット生命のマーケティングが目指すところ 第2章 愛されるブランドの「人格」 ――何が共感を呼ぶのか。それをどう伝えるのか。 第3章 全員マーケティング&インターナル・マーケティング ――お客さまとの接点はすべてマーケティングチャンス 第4章 ソーシャル・メディア・マーケティング ――お客さまとダイレクトにつながる 第5章 借景マーケティング ――認知度をアップさせる上手な「借り方」 第6章 巻き込みマーケティング ――すべてのステークホルダーを味方につける
中田華寿子
なかだ・かずこ
ライフネット生命保険常務取締役。
1987年、電通ヤング・アンド・ルビカム株式会社入社。国際営業推進局にて外資系クライアント営業を担当。その後、スターバックス コーヒー ジャパン株式会社にマーケティング部・PRマネジャーとして参加、広報室長・執行役員として、同ブランドの日本市場での立ち上げ・拡大・浸透に携わる。
株式会社GABAマーケティング部門長・常務執行役員を経て、2008年4月マーケティング部長としてライフネット生命保険に入社、2011年4月より現職。上智大学文学部卒業