火星の決算日はいつになる?

地球人のための会計入門

山口 不二夫著
2026年1月7日 発売
定価 1,870円(税込)
ISBN:9784492602355 / サイズ:四六/並/272

会計がわかれば、
世界を読み解く解像度が上がる!
眠れなくなるほど面白い会計学講義
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◎宇宙飛行士は相対論のせいで給料が減る!?
◎火星法人に納税義務はあるのか?
◎有人月面探査計画はNASAの財務諸表をどう変えた?
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四半期決算があるのはなぜか?
どうして金利は日付をまたぐと発生するのか?
こうした会計のルールには、じつはすべて、惑星の軌道が関係しているのだ。
それなら「宇宙の会計」はどんな姿になるだろう?
この思考実験から、会計の本質が見えてくる。
ビジネススクールの人気教授が大マジメに語る、異色の会計学講座!

・“宇宙的”人的資本会計で開示すべき情報とは
・地球の決算は年1回、これが宇宙ではどうなる?
・銀河帝国では金利をどう計算しているのか
・経営分析のプロが必ず見る財務諸表の4つの数字
・会計とは、現実を数字に置き換えて分析するツール
・宇宙ビジネスにふさわしい「利益測定」の手法
・なぜ世界共通通貨は生まれないのか ……など

〈目次〉
はじめに
第1章 地球人のための会計入門
第2章 宇宙の決算日はいつになるのか
第3章 相対性理論と金利
第4章 宇宙の通貨と利益測定
第5章 財務諸表でわかる宇宙業界のいま
第6章 宇宙の会計は東インド会社に学べ
第7章 会計を制する者が宇宙を制する
おわりに

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概要

火星ビジネスが実現すると決算日や金利も変わる!? 宇宙ビジネスにふさわしい会計を考えることで地球の会計の本質がわかる一冊。

目次

はじめに
第1章 地球人のための会計入門
第2章 宇宙の決算日はいつになるのか
第3章 相対性理論と金利
第4章 宇宙の通貨と利益測定
第5章 財務諸表でわかる宇宙業界のいま
第6章 宇宙の会計は東インド会社に学べ
第7章 会計を制する者が宇宙を制する
おわりに

著者プロフィール

山口 不二夫  【著】
やまぐち ふじお

明治大学専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科 専任教授
1957年、千葉県生まれ。東京大学経済学部、東京大学大学院博士課程で学ぶ。経済学博士(東京大学)。神奈川大学専任講師・助教授、青山学院大学助教授・教授を経て、2004年より現職。会計の面白さをわかりやすく伝える講義に定評がある。会計理論学会 元会長・現常任理事。著書に『日本郵船会計史』(2001年日本会計史学会賞受賞、白桃書房)、『企業分析』(共著、白桃書房)、『日本の新会計基準』(共編著、東京教育情報センター)など多数。一般向けの書籍は本書が初となる。