人はなぜ税を払うのか

超借金政府の命運

浜 矩子著
2020年5月15日 発売
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492610633 / サイズ:四六/並/236

コロナ危機、世界恐慌…どうすれば、弱者を救えるのか!?

人気エコノミストが、正しい税と財政のあり方を問う、
日本人のための税の教養書


国家は、どのような税金なら、納めることを国民に求めてよいのか。
国民は、どのような税金を喜んで納め、どのような税金を納めることを拒絶すべきであるのか。
我々は、どんなときに増税を忌避し、どんな時に増税を受け入れるべきなのか。
逆に、増税政策を要求すべき場面というのがあるのか。

時あたかも、新型コロナウイルスによる感染症拡大への対応が、
経済活動にも重大な影響を及ぼしている。その中で減税待望論も高まっている。

このような時、国家は税金をどう取り扱うげきなのか。
このことについても、考えて行きたい。 (本書「まえがき」より)

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概要

消費増税は本当に正しいのか。人気エコノミストが、正しい税と財政のあり方を問うアベノミクスへの最終警告

目次

第1章 税金は権利か義務か博愛か
第2章 税金が収奪から擁護にいたるまで
第3章 消費税とはどんな税金なのか
第4章 日本版消費税という名の不可思議
第5章 どこへ行く、日本の租税と財政

著者プロフィール

浜 矩子  【著】
はま のりこ

1952年、東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。三菱総合研究所初代英国駐在員事務所所長、同社経済調査部長などを経て、2002年より同志社大学大学院ビジネス研究科教授。専攻はマクロ経済分析、国際経済。主な著書に『小さき者の幸せが守られる経済へ』(新日本出版社)、『「通貨」の正体』(集英社新書)、『新・通貨戦争』(朝日新書)、『新・国富論』(文春新書)、『グローバル恐慌』(岩波新書)などがある。