なぜ、日本人の金融行動がこれから大きく変わるのか?

宮本 弘之著/鳩宿 潤二著/久保田 陽子著
2015年3月20日 発売 在庫なし
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492654699 / サイズ:四六/上/248

野村総合研究所が実施するNRI生活者1万人アンケートで判明した、
日本人の金融行動のすべて。

・拡大する相続マーケットは何と年間47兆円市場。
・地方の親の都心の子どもへの相続効果は、毎年丸ごと一行、地銀が首都圏に移転するレベル。
・ネットバンク利用者数は既に1800万人超。3年間で倍増。
・個人金融資産1600兆円の6割はシニア層が持っている
・住宅ローンの新規貸出額は年間20兆円超で、5割は30代男性が利用している。
などなど、データが初めて明らかにする激変する日本人の金融行動。

これから狙い目の有望セグメントはこれだ!
①デジタルなシニア(成長セグメント)
 年間70万人増加し、金融ポテンシャルはアナログなシニアの約2倍!
②おひとりさま女性(成長セグメント)
 2020年には1600万人の巨大マーケット。とくに相続で生まれるアナログなおひとりさま女性は超有望!
③親リッチな若者(金融ポテンシャルが高いセグメント)
 20~30代で金融資産1億円以上の若者は150万人。金融機関にとっての今後の「ブルーオーシャン」。
④パワーカップル(金融ポテンシャルが高いセグメント)
 一般共働き夫婦の5倍の金融資産を持つ世帯が100万世帯以上存在する!

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概要

相続市場は年47兆円!ネット口座数は1200万超!NRI1万人アンケートが初めて明らかにする激変する日本人の金融行動。

目次

本書の主な内容
第1章 日本人の金融行動が変化する予兆
第2章 日本人の金融サービス利用の特徴
第3章 金融機関の選択構造
第4章 リテール金融における今後の有望セグメント
第5章 人間味あふれる金融サービスの可能性

著者プロフィール

宮本 弘之  【著】
みやもと ひろゆき

1965年生まれ。1990年、東京工業大学大学院理工学研究科(経営工学専攻)修了後、野村総合研究所入社。現在、金融コンサルティング部長、上席コンサルタント。専門は、金融機関の経営戦略立案、チャネル戦略・マーケティング戦略の立案と実行支援、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)、コールセンター戦略、営業改革など。主に、銀行、証券会社、生命保険会社、損害保険会社の経営コンサルティング業務に従事している。

鳩宿 潤二  【著】
はとや じゅんじ

1975年生まれ。2000年、東京工業大学大学院情報理工学研究科(計算工学専攻)修了後、野村総合研究所入社。2007年ミシガン大学経営大学院修士課程修了(ΒΓΣ(ベータ・ガンマ・シグマ)会員)。現在、金融コンサルティング部、銀行・信託・郵政グループマネージャー、上級コンサルタント。専門は、金融機関の経営戦略立案、営業改革、チャネル戦略、エリアマーケティング、各種戦略の具現化支援(WEBサイト構築支援、ツール開発、システム構築支援)など。主に、銀行(大手銀行、地方銀行、信託銀行 他)、郵政グループの経営コンサルティング業務に従事している。

久保田 陽子  【著】
くぼた ようこ

名古屋大学大学院工学研究科(情報工学専攻)修了後、野村総合研究所入社。現在、金融ITコンサルティング部グループマネージャー兼金融コンサルティング部上席コンサルタント。専門は、金融機関の営業改革、チャネル戦略、顧客目線のサービスプロセス改革など。主に、損害保険会社、生命保険会社、証券会社の経営コンサルティング業務に従事している。