民主主義のための社会保障

香取 照幸著
2021年1月22日 発売
定価 1,980円(税込)
ISBN:9784492701522 / サイズ:四六/並/296

社会保障のあり方がこの国の未来を左右する。

分厚い中間層を守り、格差・分断を断ち切るために社会保障はどうあるべきか。

年金を改革し介護保険をつくった異能の元厚労官僚による憂国の書、第2弾!

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概要

コロナ禍で日本の医療・社会保障はどうなるか。根拠なき悲観論を排し、民主主義のため社会保障とは何かを考える。

目次

第1章 社会保障に何ができるのか
第2章 社会保障・税一体改革の総括
第3章 年金をどう維持していくか
第4章 医療・介護改革は避けて通れない
第5章 家族支援の拡充ー少子化克服のための取り組み
第6章 日本再生の基本条件──経済・財政・社会保障を一体で考える
第7章 ガラパゴス日本「精神の鎖国」

著者プロフィール

香取 照幸  【著】
かとり てるゆき

1956(昭和31)年、東京都出身。東京大学法学部卒業。1980年厚生省(現厚生労働省)入省。1982年在フランスOECD(経済協力開発機構)事務局研究員、1990年埼玉県生活福祉部老人福祉課長、1996年厚生省高齢者介護対策本部事務局次長。2001年内閣官房内閣参事官(総理大臣官邸)、2002年厚生労働省老健局振興課長、2005年厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課長。2008年内閣官房社会保障国民会議事務局参事官、同安心社会実現会議事務局参事官、2010年厚生労働省政策統括官(社会保障担当)、内閣官房内閣審議官(社会保障・税一体改革担当)、2012年厚生労働省年金局長、2015年厚生労働省雇用均等・児童家庭局長等を経て2016年6月退官。2017年在アゼルバイジャン共和国日本国特命全権大使。2020年4月より上智大学総合人間科学部教授、同年8月より一般社団法人未来研究所臥龍代表理事。