ケインズがケンブリッジ大学卒業後インド省に勤務した経験に基づいて執筆した処女作であり、インドの当時の貨幣・金融制度と為替の実態を詳論。金を節約するために金為替制度を主張した本巻は、金為替本位制に関する古典的な名著の位置を獲得している
第一章 ルビーの現状 第二章 金為替本位制 第三章 紙幣 第四章 インドの金の現状と金通貨の提案 第五章 インド省手形と送金 第六章 インド大臣準備金と現金残高 第七章 インドの銀行業 第八章 インドの割引率