ミクロ経済学 Expressway

八田 達夫著
2013年3月22日 発売
定価 3,080円(税込)
ISBN:9784492813027 / サイズ:A5/並/392

プログレッシブ経済学シリーズの八田達夫著『ミクロ経済学Ⅰ』『ミクロ経済学Ⅱ』の2冊の幹の部分のみを1冊にまとめたもの。単純に「章」を抜き出したのではなく、章ごとに再構成が行われ、大幅に加筆作業が行われた「最新要約版」となっている。多量の図のすべてに「説明」が加えられ、それを追っていくだけでも復習が可能になりました。ミクロ経済学の最重要な部分の展望を与えるとともに、独習書として読み終えた後では、さまざまな経済政策問題への対応策を自分自身で考えられるようになることができる。
本書の特色は、以下の点に要約されます。
第1に、加減乗除以外の数学を用いていない。
第2に、現実の日本の経済政策問題を数多く分析している。
第3に、需要曲線と供給曲線と余剰の概念を用いて分析を貫いている。
第4に、独学者が部分的に読んだ知識でも現実に活用することができる。

訂正情報はこちらからダウンロードできます

商品を購入する

概要

『ミクロ経済学Ⅰ・Ⅱ』(プログレッシブ経済学)を1冊に再構成。基本理論と現実の経済問題への考え方を学ぶことのできる入門書。

目次

はしがき
序章 市場と政府の役割分担
1章 経済の全体像
2章 需要と供給
3章 供給曲線
4章 生産者余剰、可変費用、帰属所得
5章 需要曲線の導出と総余剰
6章 参入規制
7章 市場介入
8章 外部不経済
9章 規模の経済:独占
10章 外部経済と公共財
11章 道路と市場の失敗
12章 労働市場
13章 社会的厚生
14章 効率化原則
終章 政治家と官僚の役割分担
索引

著者プロフィール

八田 達夫  【著】
はった たつお

1943年東京都に生まれる。1966年国際基督教大学(ICU)教養学部卒業。1973年ジョンズ・ホプキンズ大学経済学部博士(Ph.D.)。オハイオ州立大学経済学部助教授(1972-74年)、埼玉大学教養学部助教授(1974-77年)、ジョンズ・ホプキンズ大学経済学部助教授・准教授・教授(1977-85年)、大阪大学社会経済研究所教授・所長(1986-99年)、東京大学空間情報科学研究センター教授(1999-2004年)、国際基督教大学教養学部教授(2004-07年)、政策研究大学院大学(GRIPS)学長(2007-11年)、学習院大学客員研究員・特別客員教授(2011-13年)を経て、現在、大阪大学名誉教授・政策研究大学院大学名誉教授。

訂正情報

『ミクロ経済学 Expressway』(2013年3月22日刊)におきまして、誤りがありました。
お詫びして、以下のように訂正させていただきます。

訂正内容はこちら