防衛産業を大解剖! 自衛隊のコスト

週刊東洋経済eビジネス新書no.036

週刊東洋経済編集部編
2018年5月30日 発売
定価 330円(税込)
ISBN:9784492914885 / サイズ:e新書/並/152

 東日本大震災後、自衛隊の存在感が急浮上している。しかし緊縮財政のなか、防衛予算も右肩下がりが続き、防衛産業にも影響を与えている。防衛産業は、自衛隊におカネが落ちなければ、売り上げも立たない。民生品に転用できない特殊な設備や職人技に頼る部分も多い。今後も発注が減少すれば、そうした人・モノを手放さざるをえなくなる。
 自衛隊の本来の目的は、国民の生命と財産を守ること。防衛産業は、その目的を支える重要な役回りである。
 本書では、日本企業がつくる防衛装備の紹介や他国の防衛産業の事例、基地のある町のルポ、武器輸出三原則の問題点、防衛問題に詳しい自民党・石破茂氏へのインタビューなどを通じて、防衛産業のありのままの姿と課題を探った。

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概要

航空機や戦車、艦艇をはじめさまざまな装備を使用する自衛隊。装備を開発・製造する防衛産業の実態に迫る。

目次

防衛産業の実態とその課題

著者プロフィール

週刊東洋経済編集部  【編】
しゅうかんとうようけいざいへんしゅうぶ

情報量と分析力で定評のある総合経済誌