あなたの街の医療・介護は大丈夫か

週刊東洋経済eビジネス新書no.043

週刊東洋経済編集部編
2018年5月30日 発売
定価 220円(税込)
ISBN:9784492914953 / サイズ:e新書/並/66

  都市部で、医療・介護難民が発生するかもしれない――。医療・介護の課題といえば、財政問題だけではない。仮に国費で何とか医療・介護の財源を支えたとしても、各地域で施設や人材が不足すれば満足なサービスは受けられない。
 医療・介護の受け入れ能力が今後逼迫してくるのは、首都圏や名古屋などの大都市圏だ。2030年まではすべての都道府県で75歳以上人口が増加する反面、30年以降は減少に転じるところが多くなる。しかし、東京都や神奈川県、埼玉県、大阪府、愛知県などの3大都市圏では、30年を過ぎてからも75歳以上人口は増加し続ける──。
 地方の高齢化がピークを過ぎた後も、大都市圏の医療・介護需要の増加には拍車がかかるだけでなく、財源である住民税も減少していく。
 高齢化のピークが迫る中、対策は待ったなしだ。

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概要

都市部で、医療・介護難民が発生するかもしれない――。地方の高齢化がピークを過ぎた後も、大都市圏の医療・介護需要の増加には拍車がかかり、財源も減少していく。高齢化のピークが迫る中、対策は待ったなしだ。

目次

大都市の医療難民リスクとは

著者プロフィール

週刊東洋経済編集部  【編】
しゅうかんとうようけいざいへんしゅうぶ

情報量と分析力で定評のある総合経済誌