みずほ 解けない呪縛

週刊東洋経済eビジネス新書No.401

週刊東洋経済編集部編
2022年9月2日 発売
定価 550円(税込)
ISBN:9784492922026 / サイズ:e新書/並/124

2002年と2011年に2度の大規模障害を経験している「みずほ」。21年に入ってからも頻発している障害。なぜ、こんなに頻度が多いのか。インフラとしての役割も持っている銀行のシステムでは安定稼働が第一。そこにはコストをかけるのが基本。ところが、みずほはコストカットの圧力が強く、お金も人も不足しているようだ。3行統合から20年。みずほ誕生時からの歴史も振り返えり、今後のみずほはどうなっていくのか、最新の戦略や企業向けのメインバンク調査を基に分析する。

本誌は『週刊東洋経済』2021年10月23日号掲載の33ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。

商品を購入する

概要

みずほフィナンシャルグループが相次ぐシステム障害で窮地に立たされている。メガバンクとして誕生して20年。その間も続いた“呪縛”から逃れられなかった結果だ。はたしてみずほは立ち直ることができるのか。

目次

みずほ“異例”処分の裏側
システム障害本当の理由
システム障害の裏にある みずほの「病巣」
ベールに包まれた坂井FG社長の素顔
みずほを悩ます人材難
中小企業を捨てる改革の全貌
課題まみれの営業姿勢
みずほ「メガから転落」の現実味
大口融資先にくすぶる火種
幻に消えた横浜IR1兆円計画
好業績の裏で相次ぐ不祥事
視界不良の将来戦略
【独自調査】だから みずほ は嫌われる
加速する みずほ離れ
〔エピローグ〕外部招聘の現実味 どうする“みずほ”

著者プロフィール

週刊東洋経済編集部  【編】
しゅうかんとうようけいざいへんしゅうぶ