第1部 不動産政策における近年の諸課題と貢献領域
1-1 不動産取引の歴史と現代的な問題
中央大学法科大学院教授、弁護士 升田 純
1-2 日本の土地法の歴史と現状について
獨協大学法学部教授 小柳 春一郎
1-3 不動産売買における「取引の公正」
弁護士 岡本 正治
1-4 借地借家をめぐる課題と展望
弁護士 吉田 修平
1-5 最近の諸問題を踏まえた不動産取引
弁護士 柴田 龍太郎
1-6 金融商品取引法と不動産業
弁護士 田村 幸太郎
1-7 近時の裁判例に学ぶ瑕疵担保責任と仲介業者の説明義務
弁護士 熊谷 則一
第2部 学際的・分野横断的な不動産政策研究の展望と課題
2-8 不動産学におけるこれまでの取組みと不動産政策研究への期待
明海大学不動産学部教授 中城 康彦
2-9 今後の不動産政策に求められるもの:経済学の視点
日本大学経済学部教授 中川 雅之
2-10 都市計画から見た不動産政策研究の政策課題と今後の期待
東京大学大学院工学系研究科教授 浅見 泰司
2-11 法律学から見た不動産政策研究の展望と期待
慶應義塾大学大学院法務研究科教授 松尾 弘
2-12 不動産テックが及ぼす不動産業界への影響
東京大学大学院経済学研究科教授 柳川 範之
2-13 土地神話と不動産市場分析
日本大学スポーツ科学部教授、マサチューセッツ工科大学不動産研究センター研究員 清水 千弘
2-14 住まい学からみた不動産政策研究への期待
横浜市立大学国際総合科学部教授 齊藤 広子
2-15 不動産政策分野の国際的な研究動向と近年の傾向
一般財団法人不動産適正取引推進機構 研究理事兼調査研究部長 小林 正典