日米貿易を切り拓いた男 森村豊の知られざる生涯

森村悦子著
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492961988 / サイズ:四六/上/274

日米貿易はいかにして切り拓かれたのか? 森村グループ創成の立役者の一人で、日米貿易の先駆者として活躍した森村豊の生涯に迫る。森村グループのルーツにあたる森村組(現・森村商事)は明治時代に日米貿易を牽引し、その発展については、これまで兄、市左衛門を中心に語られてきた。しかし、弟の森村豊の功績なくして実現できなかったことはあまり知られていないだろう。豊の曾孫にあたる森村悦子が、兄の陰に隠れて目立たなかった豊に焦点を当て、森村組の勃興を描く。

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概要

日米貿易はいかにして切り拓かれたのか? 森村グループ創成の立役者の一人で、日米貿易の先駆者として活躍した森村豊の生涯に迫る。

目次

まえがき
第一章  生い立ちから渡米まで
第二章  モリムラ・ブラザーズを創立する
第三章  モリムラ・ブラザーズの躍進
第四章  家族と友人に支えられて
第五章  森村銀行設立へ
第六章  豊の死
第七章  豊の遺業の引き継ぎ
あとがき

著者プロフィール

森村悦子  【著】
もりむらえつこ

1944年東京都生まれ。森村豊の曾孫にあたる。1967年聖心女子大学卒業。1989年文部省司書資格取得(図書館情報大学)。1981年渡仏、パリ・アメリカン大学図書館、パリ大学都市日本館図書室、国立科学技術研究所図書館、国立東洋言語文化研究所図書館等で勤務。パリ日本文化会館の日本学研究図書館(最大3万冊収蔵)立ち上げの総責任者を務め、1997年の完成後、10年間にわたり首席司書を務める。2006年に帰国し、現在は森村商事株式会社のアーカイブスアドバイザーを務める。