東洋経済ACADEMIC SDGsに取り組む大学特集 Vol.5

「閉」から「開」へ SHIFT2030 SDGsで社会の意識をシフトする

東洋経済新報社編
2023年7月21日 発売
定価 990円(税込)
ISBN:9784492962237 / サイズ:A4変/並/80

2015年の「持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」採択から8年の時が経った現在。パンデミック等を引き金にナショナリズムが高まり、世界の分断が進んでいます。現状を打開する鍵の一つといえるのが、SDGs。大学のサステイナブルな取り組みを特集してきた本シリーズの第5弾では、いよいよ「2030アジェンダ」の中間地点を迎えた今、大学に求められているアクションを探るとともに、2030年以降のSDGsの概念がどう継続・変化していくかに注目します。それに伴い、大学の動きはどう変わり、未来のためにどのような行動をとるべきなのか。この先を見据えた大学の取り組みをレポートします。

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概要

SDGsを積極的に実践している大学の他業界との連携事例(国連、政府、企業等)を多数紹介。

目次

〔巻頭特集〕
国際連合大学学長・国際連合事務次長
チリツィ・マルワラ
「VUCA時代・AI時代にこそ、地球にやさしい未来を描く」

HI合同会社代表
平原 依文
「SDGsアクションの出発点は、
『自分はどう生きたいか』を考えること」

■BEYOND 2030 SDGs後の世界を見据えて

総合地球環境学研究所 所長
山極 壽一
「行為に価値を見いだす 『遊動する社会』の到来に向けた未来可能性の追求」

国際連合大学上級副学長・国際連合 事務次長補
白波瀬 佐和子
「格差の再生産を断ち切り、『誰一人取り残さない』社会へ。
鍵は無意識に潜む偏見をなくすこと」


■持続可能性の鍵を握るキーワードをひも解く

○経済学×SDGs
「ネットゼロ達成に向けた 社会・経済システムの大転換」
東京大学理事 グローバル・コモンズ・センターダイレクター 石井 菜穂子
×
東京大学 大学院経済学研究科・経済学部教授 澤田 康幸

○データサイエンス×SDGs
「新進気鋭の教育 社会科学×データサイエンスで挑む激動の現代社会」
一橋大学 ソーシャル・データサイエンス学部・研究科教授 小町 守

○平和×SDGs
「希求から創造へ 永続的な平和のために 起こすポジティブアクション」
広島大学 学長 越智 光夫

○大阪・関西万博×SDGs
「持続可能な社会の実現に向け躍動する大阪・関西万博」
大阪大学/関西大学

○Frontiers of Sustainability Academicで未来をひらく
北海道大学/関西学院大学/宇都宮大学/龍谷大学

○Times Higher Education University Impact Rankings 2023
世界で求められる大学の社会貢献力

○未来世代の挑戦 Youth Action
株式会社ユーグレナ 2代目CFO  国際子ども平和賞受賞者 川崎レナ
北里大学/神奈川大学/目白大学/埼玉大学

■Challenge for the Future 未来を創る大学の実践

SDGsに関する意識調査
SDGsの軌跡を辿る The Chronology of SDGs
東洋経済ACADEMICシリーズ

著者プロフィール

東洋経済新報社  【編】
とうようけいざいしんぽうしゃ