週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2004年11月13日号
2004年11月8日 発売
定価 649円(税込)
JAN:4910201321148

特集:無敵の営業

カリスマ営業マンが1人いても勝負には勝てない。本当に強い営業部隊は、強靱な組織構成を持ち、それを動かす戦略を備えている。さあ、目の前の課題を超えていこう。過酷な営業レースで最初にチェック・フラッグを見るのは、あなたのチームだ。

最強の営業部隊はこう作る
ヤナセ/りそな銀行/JR東日本/日本IBM
営業組織はもっと進化できる
日本ユニシス/日立ツール/カネボウ化粧品/第一製薬

地域経済特集:「2つの空洞化」を吹き飛ばせ!関西・大阪

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.30

COVER STORY
チーム総力戦で勝利を奪え!
無敵の営業

最強の営業部隊はこう作る

営業の悩みを打破! 我が社の乾坤一擲

P.32 ヤナセ 本社の営業戦略が現場に浸透しない
→ワイガヤで「認識差異」突破!

P.34  りそな銀行 本部権限が強すぎ支店営業マンが萎縮
→地域CEO制導入、現場へ権限委譲

P.36 JR東日本 部下が担当案件の重要性をわかっていない
→「大胆人事」で現場の士気は確実に上がる

P.39 日本IBM 上司への報告業務に時間を奪われる
→IT駆使で「接客」時間4割増し


営業組織はもっと進化できる

「ご用聞き営業」「組織の淀み」わが社はこう打開した

P.46 日本ユニシス
コンサル3段階方式で相手企業を攻略

P.47 日立ツール
ハッとひらめいた「営業方程式」の新解釈

P.49 カネボウ化粧品
ボトルネック上司を思い切って削減

P.50 第一製薬
ライバルも驚愕、「中二階」排除で営業大健闘

P.42  「どさんこ野菜」を道外で拡販! ホクレンの先見と即応

P.44 「オール電化」でガス市場を食え! 電力マンの奔走


P.114

地域経済特集
「2つの空洞化」を吹き飛ばせ!
関西・大阪

P.115 検証〔1〕 関西に工場が帰ってくる

P.118 検証〔2〕 大型プロジェクトはよみがえるか

P.122 検証〔3〕 幻だった「関空経済」

P.124 インタビュー 南谷昌二郎(JR西日本会長)

P.126 データ編 関西圏270駅の割安感


The Headline ニュース

P.16 再選決めたブッシュ大統領 保守色さらに鮮明化

P.18 トヨタの世界制覇宣言 大胆計画に潜む世界首位への自信と不安

P.19 三井住友が業績下方修正 不良債権が重荷、UFJ買収にも影

P.20 主要電機11社の中間決算 デジタル家電は豊作貧乏

P.22 吉野家売り上げ激減 「牛丼単品経営」と決別も

P.23 宮入バルブ買収劇 敵対的買収で株主勝利へ

P.24 国民経済計算部長インタビュー GDP統計への誤解を解く

P.25 「ミスターWho」の少数異見/今週の気になる数字

P.26 為替アナリストに聞く
吉川雅幸(みずほ証券エクイティ調査部シニアエコノミスト)


ビジネスリポート

P.60 「退路を断った巨人たち」〔5〕
富士写真フイルム 国内流通「大手術」の真意


銀鉛フィルムの没落にも関わらず、好決算を続ける富士写。だが、「優良」の陰に、やはり「危機」は潜んでいた。特約店制度の廃止は、巨人のビジネスモデルが色褪せたことの証明である。


瀬名秀明『科学の招待席』 第7回(月1回掲載)

P.80 今回のゲスト
唐木幸子(オリンパスライフサイエンスカンパニーバイオ事業推進部次長)
「DNA診断を早く安く正確にし、臨床医療に貢献を」


Key Person

P.90 元国連事務次長 明石 康
小泉政権は日本の国連安保理常任理事国入りへの希望を正式に表明した。国連は来年60周年を迎え、新たな国連改革に挑戦する。国連事務次長を務め、国連でのキャリアが豊富な明石氏に日本の進むべき道を聞いた。


連載

P.132 小説
江上 剛 『異端王道』 第43回

P.140 エッセイ むささびが飛ぶ
春海二郎 人生は宝くじみたいなもの

P.98 新・ゴルフざんまい
海老沢泰久 北海道の市民ゴルフ場で思ったこと

P.94 日本経済の明日
田中直毅 米大統領選後の株価、金利を占う

P.9 経済を見る眼
池尾和人 郵政版「上下分離」は効率化の道か

P.110 FOCUS政治
星 浩 連立か独自路線か。悩み深い公明党

P.106 論点 短期集中連載 三位一体改革〔4〕
柿本与子 (スタンダード&プアーズ 上席アナリスト)
地方財源危機への市場評価が試金石に

P.100 一橋ICS MBA戦略講座
江戸に学ぶ経営のあり方
舩橋晴雄 (一橋大学大学院国際企業戦略研究科客員教授)

P.66 トップの履歴書
松本正義 (住友電気工業社長)

P.104 使える!金融英語
柴田真一 (Mizuho International plc Executive Director)

P.143 『会社四季報』最新情報
JSR/セイコーエプソン/ホンダ/HOYA/イオン/スズケン

P.72 マーケティングの達人に会いたい
阿賀優子さん/ハーゲンダッツジャパン:『クリスピーサンド』

P.68 ニッポンの技術再発見
セーレン:透湿防水シート「ラミテクト」

P.70 地方発Reborn/鳥取

P.112 アウトルック/異議あり! 原子力委員会。結論先にありきの人選・審議運営

P.74 The Talk

P.136  ブックレビュー
『中国「新富人」支配』『満洲の日本人』『イギリス、湖水地方を歩く』他


データ・その他

P.148 3カ月タイムテーブル

P.144 目で見る経済データ

P.78 告知板 新製品・イベント

P.150 データ&ランキング 生産・雇用・消費の“3冠王”は愛知県

P.142 100年前の東洋経済/50年前の東洋経済

P.149 読者の手紙・編集部から


PR(制作:広告局企画制作部)

P.5 ビジネスアスペクト
東京都/多摩ニュータウンがおくり続けるイノベーション

P.84 広告特集 大学発ベンチャーから大学発スタートアップ企業へ

P.76 日本ユニシス

P.97 ライズ

今後の発売スケジュール

  • 11/4(火) 週刊東洋経済 2025年11月8日号
  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号