株「新年」相場 全予測
いよいよ師走。株式市場はすでに2005年を見据えている。急速な円高など、相場を取り巻く環境は風雲急だ。酉年の新年相場は“金の卵”を生むことができるか。『会社四季報』新春号の「超先取り」情報など、割安銘柄も独自に発掘する。
相場のプロ20人が読む、2005年株価シナリオ
ランキングで銘柄チェック!
予想経常利益上方修正 280社/予想経常利益下方修正 280社/業種別主要会社・株価上昇余地 380社
第2特集:京都メカニズムの呪縛とクレジットの錬金術 排出権ビジネスの深層
『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。
創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。
一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。
視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。
図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。
『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。
P.30
P.34 相場のプロ20人が読む、2005年株価シナリオ
05年末1万3000円超か。注目は内需やM&A
P.39 予想以上の儲け!上方修正に注目だ
新年相場の主役が、この中に潜んでいるか
P.44 『会社四季報』新春号 「超」早耳情報を公開
独自取材で上方修正を先取り!
P.46 変調を見逃すな! 下方修正に要注意
デジタル景気に異変。誤算をはね返せるか
P.41 新年相場の主役!
予想経常利益上方修正 280社
P.48 危ういサインを見逃すな!
予想経常利益下方修正 280社
P.51 最新理論株価から見た割安銘柄
業種別主要会社・株価上昇余地 380社
P.110
ロシアの批准によって「京都議定書」が発効へ。同時に排出枠の金銭的取引が動き出す。地政学的駆け引きとビジネスの思惑が交錯、環境問題は経済問題になる。
P.16 社会保険事務所も民間開放? 「市場化テスト」で官業に風穴
P.18 三井物産・排ガスデータねつ造 槍田改革いまだ浸透せず
P.19 前代未聞の工場休止 日産がまさか鉄不足の誤算
P.20 スーパーコンピュータ戦争 「アメリカ独り勝ち」再び
P.22 37年ぶりの自前チーム ホンダ、F1強化の真意
P.23 World News
ブッシュ2期目の外交は中東とアジアに焦点
P.24 World View
インサイド・アメリカ/インサイド・アジア
P.25 「ミスターWho」の少数異見/今週の気になる数字
P.26 エコノミストに聞く
熊野英生(第一生命経済研究所主席エコノミスト)
P.82 アラファト後の中東和平
「和平」と「混迷」 どちらかの始まりに
「パレスチナと結婚した」と豪語し「ミスター・パレスチナ」と呼ばれたアラファト議長が死亡した。その死は和平に向けての「障害」となるか、あるいは「チャンス」となるか。
P.58 第2、第3の西武鉄道も…
上場廃止! 刑事罰! 損害賠償! “大制裁”時代の情報開示
有価証券報告書への虚偽記載が次々と明るみに。悪質とされた西武鉄道は上場廃止となった。証券取引法改正はじめ「厳格化」が進展。もはや情報開示に消極的な経営は許されない。
P.116 米国の相対的強さは健在 ドル安は長続きせず
溝口善兵衛(国際金融情報センター理事長、前財務官)
P.88 ゴールドマン・サックス 米国株チーフ・ストラテジスト アビー・J・コーエン
米国を代表するストラテジストが展望する2005年の米国経済。米国の景気失速はないのか。累増する米国の財政赤字は攪乱要因にならないか。ドル安のゆくえ、原油高によるダメージは。
高柳氏は「ノーベル賞に最も近い日本人」といわれる科学者のひとり。哲学にも似た理論物理の世界を現実世界に落とし込む、量子コンピュータの実現に向け奮闘中だ。
P.124 小説
江上 剛 『異端王道』 第46回
P.132 エッセイ 文化の玉手箱
木村尚三郎 いい光の時代
P.108 新・ゴルフざんまい
内藤雄士 男子ゴルフツアーが危ない?!
P.104 日本経済の明日
田中直毅 踊り場を迎えた景気。世界の景気波動と日本経済
P.9 経済を見る眼
大竹文雄 「災害保険税」を創設せよ
P.120 FOCUS政治
山口二郎 補助金廃止こそが日本を変えるカギ
P.100 一橋ICS MBA戦略講座
「コンテンツ流」ブランディングの可能性
阿久津 聡 (一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授)
P.76 トップの履歴書
ビジャン・コスロシャヒ (富士火災海上保険社長)
P.99 使える!金融英語
柴田真一 (Mizuho International plc Executive
Director)
P.135 『会社四季報』最新情報
山之内製薬/オリエンタルランド/エルピーダメモリ/三菱自動車/野村ホールディングス/光通信
P.78 マーケティングの達人に会いたい
ゴードン・トムさん/ダイソン:ダイソン DC12
P.62 ニッポンの技術再発見
協和発酵:ジペプチド
P.74 地方発Reborn/横浜
P.122 アウトルック/米軍再編が問う、日本の「戦略観」
P.128 ブックレビュー
『アメリカ帝国の悲劇』『ハーバードからの贈り物』『最後の錬金術師 カリオストロ伯爵』他
P.140 3カ月タイムテーブル
P.69 告知板 新製品・イベント
P.136 目で見る経済データ
P.142 データ&ランキング 株価に比べて配当が多い会社
P.134 100年前の東洋経済/50年前の東洋経済
P.141 読者の手紙・編集部から
P.5 ビジネスアスペクト
JFEシステムズ/「JFEシステムズ」が考えること。
P.92 広告特集 2005年は新しいポートフォリオ構築のチャンス
P.70 日本ユニシス
P.86 ビジネス・フォーラム