週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2006年12月23日
2006年12月18日 発売
定価 597円(税込)
JAN:4910201341269

特集:家電炎上

フラットテレビのメーカー別シェア・世界需要予測/日本は来年、市場が縮小に転じる/プラズマは劣勢ではない コスト競争力で絶対の自信/北米の首位陥落はショック “フルHD”を柱に巻き返す

第2特:ブランド再生 良品計画
知られざるターンアラウンド

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.26

COVER STORY
薄型テレビ全面戦争の内幕
家電炎上

ソニーと松下どうなる!

P.28 フラットテレビのメーカー別シェア・世界需要予測

P.30 日本は来年、市場が縮小に転じる

P.33 INTERVIEW
プラズマは劣勢ではない コスト競争力で絶対の自信
松下電器産業取締役専務(AV担当)/坂本俊弘

P.34 INTERVIEW
北米の首位陥落はショック “フルHD”を柱に巻き返す
ソニー・テレビビデオ本部副本部長/福田隆志

P.36 生き残るのは誰だ!
家電メーカー主要10社の再編「体力診断」

P.38 日立、パイオニア プラズマ2番手の泥沼
日立製作所執行役常務 江幡 誠(AV担当)/パイオニア社長 須藤民彦

P.40 量産工場着工のリミット迫る 次世代ディスプレーSEDの行方
SED(株)社長/福間和則

P.41 SPECIAL INTERVIEW
中鉢良治・ソニー社長が激白
テレビ事業は下期に絶対に黒字化させます


第2特集

P.66 ブランド再生
良品計画
知られざるターンアラウンド

P.71 COLUMN
「ワールドムジ」「ファウンドムジ」
商品開発のヒントは世界にある モノづくりの新プロジェクト

P.72 無印良品
見て、計って、手が打てる!
ここまでやる見える化


The Headline ニュース最前線

P.14 立つか「ゴーンの一分」 日産北米反転攻勢の躓き

P.16 福助と人気モデルは、なぜ手を組んだのか

P.18 DRAM世界一を狙いエルピーダが大投資

P.19 スポットライト スコット・マクニーリー サン・マイクロシステムズ会長
岩田 聡 任天堂社長/ここが知りたい

P.20 マルハ・ニチロ統合 急浮上する次の主役

P.21 ウエハ出荷ゼロ成長 気になる変調の行方/Hot&Cool

P.22 World News 独り善がりのブッシュ政権、誰が“撤退”を口にするか

P.23 「ミスターWho」の少数異見/今週の気になる数字


スペシャルリポート(1)

P.46 空前のクーデターとお家騒動
服部セイコー御曹司の失脚 グループ“解体”への序章


スペシャルリポート(2)

P.50 『会社四季報』新春号の取材を終えて
消費弱く、広がるまだら模様 いざなぎ越え企業収益を探る


トップインタビュー

P.82 喜久川政樹/ウィルコム社長
PHSはニッチではない、それを証明してみせる


Market Watch

P.112 ストラテジストに聞く
佐々木 融/JPモルガン・チェース銀行
足元で円安バブルが膨張、景気減速下の円高襲来も

P.114 マクロウォッチ
欧米で賃金上昇が加速傾向 インフレ押し上げに警戒感

P.116 『会社四季報』最新情報
三井ハイテック/トップカルチャー/日本トイザらス/パラマウントベッド/カナモト

P.116 IPO(新規株式公開)スケジュール

P.117 会社四季報速報プラスNEWS週間視聴率ランキング

P.118 データ&ランキング
物価の安い街(県庁所在地)ランキング


インタビュー

P.78 スペシャルインタビュー
浅野史郎/前宮城県知事
相次ぐ県知事の汚職、立ち直りのカギは選挙だ

P.90 トップの履歴書
浜口友一/NTTデータ社長
原点は自由な開発現場、調整力に長けたリーダー


連載

P.62 世界の視点 ジェフリー・サックス
国連の新リーダーがまず着手すべき課題

P.58 China Watch 中国動態
日本の職人との「融合」が生んだ中国生産の新発想

P.102 FOCUS政治 中村啓三
譲歩は見せかけか、侮れない「官邸主導」

P.104 アウトルック
買収ファンドの堕落、コマツが放つ一矢

P.100 The Compass 原田 泰
フリードマンの偉大な業績

P.98 野口悠紀雄のWOW! WOW! 経済塾
企業は大きいほうがよいわけではない

趣味

P.94 ゴルフざんまい 大槻義彦

P.92 英語で読む政界経済クイズ

P.106 ブックレビュー

企業

P.88 マーケティングの達人に会いたい
セコム:セコムの食

コラム

P.9 経済を見る眼 大竹文雄
解雇規制強化の皮肉な結果

その他

P.24 読者の手紙・編集部から

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P.5 ビジネスアスペクト
東レ/新・経営ビジョンを掲げ先端材料の拡大を軸に高収益企業への転換に挑む。

P.76 野村総合研究所

今後の発売スケジュール

  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号