週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2007年12月29・2008年1月5日迎春合併特大号
2007年12月25日 発売
定価 734円(税込)
JAN:4910201310180

特集:2008年全解明

サブプライム問題に揺れる米国、転換点を迎える日本景気から北京オリンピック、ヒット商品まで2008年を総まくり。

第2特集:この経済書がすごい!2007年決定版
経済・経営書ベスト100

経済学者、評論家、エコノミスト、アナリストなど 64名が選んだ2007年ベスト経済・経営書。

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

38

COVER STORY
2008 全解明
激動のすべてを先読む!

42 【大図解 1】サブプライム後の世界経済―徐々に高まる悲観シナリオ

44 【大図解 2】世界は“内向き”に !―資源ナショナリズムと保護主義の高まり、反米色も鮮明

46 【大図解 3】世界の投資資金は「米国離れ」を加速―存在高める新興国マネー 選挙時の“政治状況”が結果を左右する!

48 Part I 1~14
世界経済の“均衡”崩れ、
景気悪化要因が増大!
減速する米国景気、過熱懸念の中国。世界はどこへ向かうのか。
十賢人が語る世界の大変革(1)
ヘンリー・カウフマン/エコノミスト
ブラッド・デロング/カルフォルニア大学 バークレー校教授
寺島実郎/財団法人 日本総合研究所会長

72 Part II 15~30
景気は下振れするのか、
転換点迎える日本経済
景気拡大に黄色信号が点灯。株式市場、為替相場の見通しは。
十賢人が語る世界の大変革(2)
パトリック・クローニン/国際戦略研究所研究部長
ジョセフ・ナイ/ハーバード大学教授

94 Part III 31~43
深刻化する環境問題、
持続的な成長は可能か
08年洞爺湖サミットの最重要課題は温暖化。どうするニッポン。
十賢人が語る世界の大変革(3)
ニコラス・スターン/ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授
デニス・メドウズ/インタラクティブ・ラーニング研究所所長
宇沢弘文/東京大学名誉教授

116 Part IV 44~67
日本企業は難問を
乗り越えられるのか?
サブプライムショック、原料高…問われる企業の経営力。
十賢人が語る世界の大変革(4)
孫 正義/ソフトバンク社長
黒川 清/内閣特別顧問

142 Part V 68~90
生活のリスクは高まっていくのか
値上がりラッシュが生活を直撃。年金、医療、消費税の行方は。

162 Part VI 91~100
スポーツ&エンタメで何が起こる?
北京オリンピック開幕。金メダルラッシュのアテネ再現なるか。

40 「2008年 全解明」索引
キーワード逆引きインデックス

第2特集

172 この経済書がすごい!
2007年決定版 経済・経営書ベスト100
経済学者、評論家、エコノミスト、アナリストなど 64名が選んだ2007年ベスト経済・経営書。

174 著者に聞く 高橋洋一/内閣府参事官、竹森俊平/慶應義塾大学教授

178 2007年決定版 経済・経営書ランキング

特別付録

「経済のことば」2008
激変する時代を読み解く最新キーワード300選
経済用語、新語、外来語をわかりやすく解説。

コラム

13 経済を見る眼
規制緩和と格差問題の対立は世界共通か/大竹文雄

18

ニュース最前線

(1)サブプライムで巨額の「奉加帳」、悩むメガバンク

(2)持ちビルを現物出資、熊谷GMO社長の苦境

(3)中央環状新宿線が開通、1兆円の投資効果は?

(4)過去最大のM&A実施、ミレアが海外戦略を加速

(5)次世代高速無線の獲得競争は決着へ

(6)TIS・インテック統合で再編加速か

(7)日の丸連合で欧米物流大手に対抗

(8)元三菱自動車部長らに有罪判決

22 このひとに5つの質問
石田健二/CFSコーポレーション会長兼社長

23 『会社四季報』【最新情報】
DCMJapanHD、エスエス製薬、大阪チタニウムテクノロジーズ、アビリット

24 マクロウォッチ【世界経済】
世界同時好況は08年終焉、先進国、新興国とも減速

今週の気になる数字
新規大卒者の初任給(2007年)

25 株式動向
PBR1倍割れは不可解、08年は外国人投資家がリード

26 「ミスターWHO」の少数異見
救世主かオオカミか、政府系ファンドの正体

Hot&Cool
2007年検索キーワード1位、「しょこたん」人気の秘密

28 読者の手紙、編集部から

スペシャルリポート

32
【01】揺れるスズキ、次代リーダーが急逝
スズキの小野浩孝取締役が急逝。鈴木修会長の後継候補でもあっただけに影響は甚大だ。

34
【02】上場維持の土俵際、IHI懺悔と再生
決算訂正で揺れるIHI。続投を決めた釡社長に聞いた。

連載等

194 中国動態 China Watch
農村でも「人余り」は終焉、中国ビジネスの前提揺らぐ

196 グローバル・アイ
米国ドルは今後も基軸通貨たりうるか

200 小説 ベイジン 二〇〇八年 真山 仁

208 集中連載 だから若者は幸せになれない 城 繁幸
“年齢枠”を取っ払えばひとりでに社員は育つ

210 知の技法 出世の作法 佐藤 優
諜報機関が採用する優秀な人材の条件とは

212 説話ファイナンス理論
社会科学の女王か金儲けの手段か 野口悠紀雄

214 The Compass
“詐欺師”になりえなかった官僚たち/大澤真幸

216 FOCUS政治
支持率急落の福田内閣、党内基盤も揺らぐ/中村啓三

218 アウトルック
日米安保こそ最優先、日本も拉致より核を

224 ゴルフざんまい 石渡俊彦

228 データウォッチ
マーケット&マクロ主要指標 最新データ一覧

232 マネーセンター点描
好景気をじっと待つ一番町の鐘

234 長老の智慧 李 登輝
有能な人間を特別部局に、試験だけに強い人材は無用

PR (制作:広告局企画制作部)

7 ビジネスアスペクト
ビジネスアプリケーション/人材サービス会社を進化させるパッケージソフト『The Staff-2000』が選ばれる理由

198 ステージ21
ファースト・パートナーズ・グループ

206 Vision21
日清製粉グループ本社

192 アルプス物流

今後の発売スケジュール

  • 11/4(火) 週刊東洋経済 2025年11月8日号
  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号